点と点をつなぎ、太い線にするということ
ある時、保育園の先生から聞かれた。
「お母さん、保育園の先生になるんですか?三女ちゃんが転園するところと同じところで働くんですか?」
その答えは、半分合っていて半分合っていない。
私は4月から保育士として保育園で働くが、三女の転園先とは違うところで働く。
その情報はどこから?と思っていたら、次女からそう聞いたとの事だった。
「お母さんは、三女の成長をじっくり見たいから、同じ保育園の先生になって働く」のだそう。
次女に対して、保育園の先生になると言う話はしていたが、どうしてと言うところを話していなかったと気づいた。
お母さんがどうして会社員から保育園の先生になるのか。
三女はどうして保育園を転園するのか。
その答えを点ごとに導き出すのではなく、線にして答えを出したようだ。
実際には、三女の転園と、私の保育士になる転職は別々の理由があるにも関わらず。
それを聞いて、次女なりに結んだ線の間に、もう一個点を入れてあるべきあげるべきだなと思った。
同様のことが今までも、これからも色んなところであるのだなと気づく。子供だけではなく、大人でも、自分の思考回路の中で答えを出すことってたくさんある。が、実際は別の点を入れてもらうことで広い視野でいろいろ導き出せることってたくさんあると思う。
そんなことを自分次女の考察から学んだし、そんな風に考えられる次女の成長を嬉しくも思ったのであった。
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