小学校3年生の長女、ある日から不登校になった。

ある日、仕事をしていると夫から電話が。
「長女が学校休みたがっている、無理矢理連れて行こうかどうしようか?」

「休みたがっているなら、無理して行かせる必要ないんじゃないか。休ませていいと思う。」
それが私の返事だった。

その日は長女休んだ。

何も考えていなかった、そういう日もあるんだろうなぁぐらいに思っていた。

ところが、次の日も長女は学校に行かなかった。
頭が痛くて、お腹が痛くて、学校に行きたくない。1日中ベッドの中にこもって寝ている。

数日休めば、また学校に行くんだろう。そんなふうに思っていた。

1週間たっても、彼女の様子は変わらないかった。ようやく、これは不登校なのかもしれないと思い始めた。

思い返せば、不登校になる前日、長女は言っていた。「今日、保健室に行ったんだ。授業中に体調が悪くなっちゃったの。」
その日は末っ子が体調崩していて、私はそちらに気をとられていた。長女がその話をした時、元気がないようには見えなかったので、「そうなんだ。大丈夫？」くらいしか答えていなかった。今考えてもしょうがないが、あの時もうちょっと対応出来ていたら違ったのかな、なんて思ったりもする。