生産性のない多重請負構造

ども、もっちです。

日本は労働者の賃金が先進国の中では最低だという事は周知の事実です。

理由はシンプルです。

あなたの働きに対して報酬の奪う仕組みが日本では横行しているからです。

日本企業は多重請負構造になっています。

多重請負構造とは、上の企業が下請けに仕事を任せることです。

この構造自体は自分達では効率が悪い作業を別の企業に発注するとい事で業務効率を上げる良いシステムです。

しかし日本はそれが多重であり、作業を請け負う企業に仕事が回る頃には多額の中抜きにより報酬が減っています。

そうなると実務を担う労働者たちに払われるはずの報酬は減ってしまう訳です。

本来、最初から実務を請け負う企業に作業を受注できれば、労働者に対して支払われる報酬が多くなるのと、より作業の予算を大きくできる訳です。

下請けとなる日本の中小企業が弱いのにはこういう現状があります。

最近ではコロナ対策として国が発注した給付金事業が電通から下請けに行くにつれて大量の中抜きがされていたのが物議をかもしましたね。

日本にはまだまだイノベーションに頼らなくても改善できる点はありそうですね。

企業同士のマッチングが新たなビジネスの舞台になるかもしれません。

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?