メモ:Google Discover最適化

管理するいくつかのサイトでGoogle Discoverからのアクセスが増えているのでモニタリングや最適化についてまとめていく

Google Discoverとは

前はGoogle feedと呼ばれていたもので、Google mobile appやMobileでgoogle.comを開いたときに検索しなくてもカード型でユーザーが興味あるであろうトピックに関連したサイトが紹介される機能

基本的にソーシャルやニュースで話題のトレンド記事/ページが紹介されているが、Evergreenコンテンツと呼ばれる定番記事も紹介される

ユーザーの興味のトリガーは公開されていないが、直近の検索やアクセスしたサイトは強く関係していると感じる

Discoverからくるトラフィックの特徴

オーガニックと比べて新規セッションシェアがやや低い、エンゲージメント指標がやや劣る(直帰率、ページ/セッション、滞在時間)

CVRはまだ流入量が多く無いので比べるに十分な量が無いが、オーガニックより低くなるだろう。基本的にCTAのある詳細ページや一覧ページではなく記事ページにランディングも多いため。また、詳細ページのランディング同士で比べてもCVRは低いと思われるが、新しいトラフィックソースなので対応するのが望ましい

モニタリング

Google Search Console > performance > Discover
https://search.google.com/search-console/performance/discover 
見れる指標:日次でURL、国、クリック数、表示数、CTR

Google Analytics
2018年11月までは discover.google.com が流入元でわかりやすかったんですが、
2018年12月からはgoogleapis.com が他のトラフィックと混ざって流入元になりました。ただ、Referral Pathに /auth/chrome-content-suggestions と残るので他のトラフィックと分けてみれます。

最適化手法

基本的にはソーシャルフィードを真似して作られているため、ソーシャルで表率が高まる施策と似ている

1. コンテンツの質
2. ソーシャルの表示アルゴリズム(信頼度、有益度、関連性)
3. ユーザーエンゲージメント(いいね、コメント、シェアが多い)
4. ビデオ、写真の使用
5. トレンドとEvergreen両方のコンテンツを作成
6. モバイルフレンドリーは必須

トレンディング要素はどうしても強いので、ニュースレターでURLを送るとか、ソーシャルに投稿はもちろん広告を使ってブーストも効くという話もあり

運営サイトだと、一覧ページより詳細ページ、大きな写真がある、記事コンテンツでも選ばれ出すと継続的にDiscoverに表出し続ける傾向がある

参考サイト


自分用にブックマーク的に書き溜めているページ。間違った情報やより良い手法があればフィードバックもらえるとありがたい。

シリコンバレーの不動産テック会社でProduct Managerをしています。PM x US x 不動産関連のノートを書いていきます。Twitterは https://twitter.com/yamotoshi です。