sukekiyo/EROSIO開封の儀

よーやく、よーーーやくEROSIO開封の儀完了。
はあ…

待ってたよ、sukekiyo独特の“さらしと”っとした手触りの音源さん。
sukekiyoの音源との『初めまして』の瞬間は大切にするって決めてるから、歌詞を読みながら最初から最後まで通して聴ける時間が取れるまでは開封の儀ができなかった。初めましては1回しか無いから、絶対におろそかにしたくないもの。
よーやく今日、その瞬間を迎えられた。

ジャケットの手触り、におい、紙の感触。
歌詞のフォントや、曲以外に綴られた言葉や写真。
ページをめくりながら新しい曲を耳にする瞬間。とてもとても大切で幸せな時間。

あー、最高だった。

聴き終えて言いたいことはたくさんある。
けど、けど、今はとにかく【呼吸】がもう……

聴きながら嗚咽するほど泣いた。マジで泣き疲れた。最後にあれはずるい。
何なら聴き終わってもしばらく涙が止まらなかった。もうね、『すごい』としか言えん。

さてどうしよう。
漆黒の儀で【呼吸】を生で聴く機会があったら絶対に泣くのわかってるけど、嗚咽を堪えられるか自信がない。声出して泣いたら怒られてしまう(笑)
何度も聴いて耐性つけておかなきゃ!って思うけど、生の破壊力はダメよね。絶対我慢できない。

繊細でドラマチックな曲と美しい京さんの声。自分の世界が不安定で何もかも手放したかったあの頃の感覚。歌詞にわかりやすいワードも出てくるから余計に曲中の人物にも共感してしまう。

で、ライブだと恐らく映像が流れるでしょ?

マジで無理だ(笑)
確実に泣く。
ライブで隣の席になった人ごめんなさい。

タオルでも噛み締めてれば大丈夫かな?(笑)

こうして言葉を書きながらようやく落ち着いてきた頭でEROSIOを振り返ってみると、『10年目なのにデビューアルバムみたい』な雰囲気がする音源集だなと。
新しいのに古い。セピア色な感じ。フォトアルバム(しかも貼って剥がせる薄いフィルムのペリペリ粘着タイプのやつ)をめくっているような感覚。どこか懐かしさが漂う。
音色がそうさせてるのかな?詳しいことよくはわからないけど。
でもsukekiyoにしかない変態的な感じもしっかりあるし、美しさ、キャッチーさ、狂気も詰まってる。
それなのに重くない。
【10年のキャリアアルバム】のはずなのに、デビューアルバムでよくある【初期の良い曲がバランスよく詰まってます】感もする。
すごいなーーーー!

長々と書いたけど、ひとことでまとめると
『めちゃくちゃ好きなアルバム』です。
ほんと好き。すごい好き。

また大切な曲たちが増えました。

京さん、sukekiyoを組んでくれて、10年も続けてくれて本当にありがとうございます。

あー、初期のsukekiyoしか聴いてない人にも聴いて欲しいし、『DIRしか知らない』って人にもめちゃくちゃ聴いて欲しい!『DIR EN GREYの京が組んだ別のバンド』っていうレッテルとか先入観を取り払ってsukekiyoを聴いて欲しい!!!!
ってかDIRを知らない人にこそ聴いて欲しい!知らない世界に来て欲しい!もしかしたら自分でも気づかなかった自分に出会えるかもしれんよ!

あー!もっと広まれsukekiyo!

多分このnoteを読んでる人はsukekiyo知ってる人だろうけど、もしあなたがsukekiyoのこと知らない人だったら、ぜひYouTubeで【sukekiyo】って検索してみてね。

新しい世界への扉を開いてみてください。

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