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家づくりで最初に行ったこと

ズバリ、土地を探すことから始めました。

当たり前のことのようですが、意外と家のデザインや間取りから考えてしまいがちです。こんな感じのデザインや間取りが住みやすそうだなとイメージを持つことはいいと思いますが、結局は土地が決まらなければ家の大きさも間取りも決められないのです。ですのでまずは土地を探すことです。

土地探しをする上で1つ目のポイントになってくるのは予算です。これがないと絞りきれません。予算は大きく土地代と建物代の2つに分かれます。この2つを合わせた総額を決めて土地と建物の金額のバランスを取る必要があります。土地が高ければ建物にはあまり予算を割けませんし、逆に土地が安ければ建物に予算を割けるといった具合です。

土地探しの2つ目のポイントはロケーションです。自分がこれから住むに当たってその場所が良いかどうかということです。判断の要素はいくつかありますが私が考えたことをいくつかご紹介します。

1 地域環境はどんなものか

近くにはどんなものがあるのか、大きなくくりで考えました。まずは通勤に便利かどうかです。会社から遠くては後々後悔しそうです。郊外になればなるほど安く土地が買えますが、安く買えたからといって満足するとは限りません。長い目で見れば通勤が楽な方が良いかもしれません。ですがこれも判断要素の1つに過ぎません。とにかくバランスです。

通勤以外にも考える要素はあります。どんな街なのかです。利便性が高いと言いましたが、ライフスタイルによっても変わってきます。私の場合は妻が車が運転できない(免許はあるが運転が極端に下手)のでスーパーやホームセンターが近いといいなと思っていました。その他にも一般的に利便性が高いのは駅が近い病院が近いといったものが挙げられます。

2 周辺状況はどうなっているか

周辺とは土地の周りのこと。お隣がどうなのか、裏はどうなのか。例えば隣がコンビニだったりすると常に人の出入りがあり静かには暮らせそうにないですよね。またその土地に接している道路も重要です。車通りが多いところではお子さんがいる方は気がきではありません。幹線道路でなくても抜け道で使われている道路かもしれないので購入する前には調査が必要です。私も土地を購入する前には土日だけでなく平日に見にいったり、夜の時間外にいってみたりしたものです。

私がおぼろげながら新築を考え始めたのは5年前のことでした。実はこの周辺状況にこだわりがあったためイメージ通りの土地が見つからずに新築が先送りになっていました。5年もかけるつもりは無かったのですが結果的にそうなってしまいました。でもこれだけは譲れない条件だったのです。

では5年もかけてやっと見つけた土地の条件とは。それは「公園に隣接していること」なのです。日本の住宅事情ではお隣も後ろの家もかなり接近してしまいます。(大きな土地を買えば別ですが)公園が接していればそこには家は建ちません。日当たりも良くなりますし、何より開放的です。私は犬を飼っているので犬と遊べる空間としても公園と接している土地がどうしても欲しかったのです。

3 こだわりに優先順位をつける

全て自分のこだわりが叶う土地と出会うわけではありません。どこか落とし所をつける必要があります。私の場合は「公園に隣接している」という希望があったため5年もくすぶっていました。自分の理想を優先し過ぎては一生希望の土地に出会えない可能性もあります。ですのでこだわりには優先順位をつけて探すことをお勧めします。私はある意味ラッキーだったのかもしれません。公園に隣接していて、かつ徒歩圏内にスーパーマーケットもありました。これ以上の条件の土地には出会えないと思い購入を決意しました。その代わり土地代が想定より多くなってしまったわけです。ですので建物にかける予算を少なくする必要がありました。それでも満足いく家づくりだったと思えるのはやはり希望に多く合致する土地を購入できたことに尽きると思います。

 

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