見出し画像

スタンプマニア:押し鉄は考えた #01東京駅

「押し鉄」。
それは駅スタンプの収集家のことをいいます。

その駅ならではのスタンプの絵柄を楽しむためにその駅に設置されたハンコを集め周るひとびと。

そしてわたしも、「押し鉄」です。

そんなわたしが、駅スタンプの絵柄から、さまざまな考察(妄想?) を行っていきたいと思います。

第1回の今回は、「東京駅」です。

東京駅 「二重橋」
(東京支社 2003年版)


そうきましたか。
「二重橋 」が図案(※1)でしたか。
ちょっっと、意外でした。

皇居」とか「赤れんがの駅舎」とかかな?などと勝手に想像したのですが..(赤れんがの駅舎は2003年に国の重要文化財に指定されていますし)

あるいは、そのどちらか甲乙つけがたいので、
例えば、同じ山手線内 "鶯谷"駅 の図案
「寛永寺とウグイス」(※2) のように、

東京駅も「○○と△△」みたいに
「皇居と赤れんがの駅舎」の図案とかにしても
良さそうかなーなどと想像を膨らませてみたりしたのですが…「二重橋」なのですね。。シブイ。。

そこで、調べてみました

●JR化後の各社独自のスタンプ

2003年版
2003年の江戸開府400年記念(※3)として企画から3年がかりで整備され、東京支社管内全77駅(営団地下鉄管理の綾瀬駅を除く)に設置された。多くの駅のテーマは「江戸」であり、駅周辺の江戸時代にゆかりのある場所などが描かれた。ただし西大井駅や新松戸駅、南柏駅など何も江戸関連がない場合は「駅舎と電車」のイラストになった。

2020年版
上記のスタンプ登場より長年経過したことと、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を機にデザインを一新し2020年7月8日に東京支社管内の78駅に設置された(同年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅も含む)。

出典:Wikipedia


なるほど。江戸時代にゆかりのある場所
図案に採用されていたんですねー✨


江戸時代、皇居は当時、江戸城
(1868年(明治元年)無血開城 でしたかね。)
赤れんがの駅舎は、1914年(大正3年)開業
なので、図案に採用されなかったのですね。

ちなみに二重橋は江戸時代からあったそうです。

二重橋はもともと、江戸時代に架けられた。橋の位置が高かったので、下に土台となる丸太を組み、その上に橋を重ねた。その姿が二重に橋が架かったように見えたことから、二重橋の呼び名がついたという。1888年(明治21年)に鉄橋となり、1964年(昭和39年)に現在の姿となった。

出典:NIKKEI STYLE

なるほど、の結果でした。


ちなみに、東京支社管内77駅(高輪ゲートウェイを含めて78駅)って、山手線全駅より多い数なんです。そして、2020.3.14に開業した"高輪ゲートウェイ"を含めて山手線には全30駅あり、その全駅に駅スタンプが設置されているんです😄 興味と機会があれば、ぜひ各駅で駅スタンプを探してみてくださいね。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


(※1)二重橋

出典「城びと」


(※2)鶯谷駅スタンプ「寛永寺とウグイス」

(※3)江戸開府400年

記念切手も発売されているんです。

下の画像は、江戸開府400年シリーズ第1集
(2003.5.23 発行)です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?