見出し画像

与儀市場

与儀市場通り(沖縄県那覇市樋川1丁目31番付近)
現在も青果、天ぷら、家電、生花などの店が並んでいる


与儀十字路から南へ、330号線の西側に沿って伸びる道が与儀市場通りです。実は、この市場の存在は知っていました。真和志の方に住む方と話すと、かつては賑わっていた、よく買い物に行ったという話を聞いていたからです。

しかし私自身は、この市場の入口にかつて存在した銭湯(旭湯)には数回入りに来たものの、市場を歩いたことがありません。部分的に通ったことはあるのですが、しっかりと市場を市場として見ていません。もったいないことをしました。

この位置に銭湯がありました。1階が海邦銀行という不思議な組み合わせでした
いよいよ与儀市場通りへ。既に古い建物が見えて楽しみです
どの建物も、かつてはお店だった雰囲気がします
進むにつれ、店が増えてきました
休日でもあり、訪ねるにしても時間が早かったかもしれません
入口こそ寂しい雰囲気ですが、よくみればあちこちに店が
右手の赤瓦の建物、立派ですよね
立派なサボテン。都ホテル、不二ホテルと、既に名前が無くなったホテルが看板に残っています
花屋さんからみたすーじ。なんとなく、こういう風景をみると落ち着くので、市場ではないですがご紹介
どうやらこの建物は自治会の拠点の模様です
「与儀市場通り地域自治会の共同売店」と看板が
そう、この通りは今でもやっぱり与儀市場通りなんです
与儀市場通りを抜けて突き当たる道が、ハイカラ湯通り。銭湯が消えて30年以上は経つのに、今でも名を残しているってすごいことだと思います

2023年の1月から2月にかけて、那覇市内の公設市場と公設市場跡の10カ所と、他に市場と呼ばれる場所8カ所、合わせて18カ所の市場を回った訪問記を制作しました。

市場の古本屋ウララさんで開催する「おかえりなさい、公設市場」展で販売しています。ぜひご覧ください。
urarabooks.ti-da.net/a12455905.html

「マチグワカイ ユーメンソーチェビーサヤー(市場にようこそいらっしゃいました)」というタイトルは、以前の第一牧志公設市場に掲げられていた古い看板からとりました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?