見出し画像

新しい第一牧志公設市場がオープンするおよそ半月前の様子

那覇市第一牧志公設市場(那覇市松尾2丁目10-1)
2023年3月23日午前10時、新たな公設市場がオープン


この記事を公開した2023年3月23日の夜は、新しい公設市場はどうなっているのでしょうか。普段はだいたい店が閉まる時間だけど、今日だけはまだまだ賑わっているのかもしれません。そんな市場の雰囲気を想像しています。

訪ねた2月17日は、建物の内装工事の追い込みという雰囲気で、見た目にはほぼ完成に近い状態でした。「きれいな建物はあるけれど、まだ店も何も無くてガランとしている。こんな状態今だけだ」と思って、あちこちから中をのぞき込んでみたり。そういえばアーケードがない状態も今だけだと聞いて、青空と新しい公設市場の風景を写真に撮ってみたりと、オープンしていないなりに忙しかったのでした。

しかしこんな光景も、今まさにこの瞬間過去になっているのですね。常に移り変わる街を全て記録するのは本当に難しいことですが、せめてポイントだけは押さえたい。そういう気持ちで、この写真を見ています。

市場本通りをむつみ橋の方から歩いてきて最初に見た新しい公設市場。この後、看板の上にディスプレイが設置されて、既にこの写真すら過去になりました
向かって南側
向かって東側、市場本通りが伸びる側を
本当はもっと中も見たいけど、工事最後の追い込みで忙しそうでした
アーケードが途切れた様子。晴れている日は気分が良いけれど、雨や風のある日が大変だったのでしょう

2023年の1月から2月にかけて、那覇市内の公設市場と公設市場跡の10カ所と、他に市場と呼ばれる場所8カ所、合わせて18カ所の市場を回った訪問記を制作しました。

市場の古本屋ウララさんで開催する「おかえりなさい、公設市場」展で販売しています。ぜひご覧ください。
urarabooks.ti-da.net/a12455905.html

「マチグワカイ ユーメンソーチェビーサヤー(市場にようこそいらっしゃいました)」というタイトルは、以前の第一牧志公設市場に掲げられていた古い看板からとりました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?