仕事のこと

仕事のことについて結構真剣に、時間をかけて記事にしたけど誤って消してしまった、、、。
タップ1つであれだけ労力をかけた記事が消えてしまうなんて悲しい。

これもまた、人生勉強だ。
過ち一つですべてが水の泡になってしまうこともある。

忘れないように覚えていることだけ記録する。

私は訪問看護ステーションで理学療法士というリハビリの専門職として働いている。
病院に2年勤務して、今の部署に異動になった。
異動した当初は今の職域の現状に正直ガッカリした。もっとやれることがあるだろうし、私がどうにかしなくっちゃと力戦奮闘していた。
段々と目の前で身体機能が弱っていく人に対して、できないことも「できないです」って言いたくなかったし、言わないようにしてきた。

訪問看護ステーションでの勤務が2年目になった。一年前を振り返ってみると、恥ずかしくなってしまうことがたくさんある。
恥ずかしいことを思い出すと私は白眼になって舌を出してしまうのだけど、まさに画面の向かうで私は白眼で舌を出している。

まず、私が勘違いしていたのは、やるべきことは『医療の中の暮らし』の応援ではなくて『暮らしの中の医療』として応援できることをすべきだということ。

病院に勤務しているとあたかも医療が最優先事項だと思ってしまいがちだ。
当時、自分の中ではそんな自覚は全くなかったが、今振り返ってみるとわかる。
暮らしの中の医療なんて本当にちっぽけなものだし、私がどうにかしなくっちゃなんて無理に決まってるのだ。

暮らしの中の医療、しかもその医療の中のリハビリで出来ることはあるのだろうか?

まあ、それとなく当たり障りのない話をしながらマッサージして、筋トレなんかしておけば文句も言われずお給料はもらえる。
けれど、その人にとって本当に必要なこと、その人が求めることを、プロとしてできればそれに越したことはない。
2年目になって、気づいたのは、その本質の部分を聞き出すまでがめちゃくちゃに大変だということ。なんかすごい当たり前のことを言っているけれど本当のことなのだから仕方がない。

それに対する解決策として今思うことは、人の本当の気持ちを知りたいと思った時に、自分の気持ちを伝えずして、相手の気持ちを聞き出そうなんて甘いのだ。

自分の気持ちを自分の言葉でしかもその人にとってきちんと伝わると方法で伝えられなければ相手の本当の気持ちを聞き出すことはできない。
それっていざやろうと思っても難しい。しかも、死を目前に控えている人なんかには特に難しい。

今の職域で必要なのは体を動かす前にまずは心を動かすことなのかもしれない。

その為には、できないことをできるって言うんじゃなくてできないことが悔しいんですって、自分の気持ちを率直に伝えられるようになりたいと思う。
誠実な気持ちで誠実な声かけができるように。

まずは、、、なんて書き出しだから次に、、、と続けたいところだけどまた今度にしよう。

私は今、人生の勉強をさせてもらっている

ps.自分の気持ちを自分の言葉で伝える練習の場に活用していきたい

#理学療法士 #訪問看護 #訪問リハビリ #緩和ケア #在宅 #仕事

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