女性議員飛躍の会 森喜朗発言を自民女性議連が問題視 「これまで遠慮あった」…はぁ?

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言をめぐり、自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は12日に緊急会合を開いた。
出席者からは発言を問題視する声が相次ぎ、「真の男女平等の国」に向けた提言をまとめて二階俊博幹事長に提出する方針を決めた。

「日本が男女の平等は進んでいない国であると世界に発信されてしまい、とても残念だ」
議連で共同代表を務める稲田朋美元防衛相はこう語り、憤りを隠さなかった。

会合では「多様性を重んじて真の男女平等の国になることが必要」との認識で一致。会議体への女性参画、各界の女性登用などを盛り込んだ提言を党に提出することを決めた。

稲田朋美は「女性の発言軽視の風潮を変えることが日本をよくする」と強調。
さらに女性議員からは「これまで自然に遠慮していた。女性側も変革していかないといけない」(太田房江)
「会議で発言しても議事録にも載らず、黙殺される経験をしてきた」(尾身朝子)
という声が続いた。
     [以上、朝日日刊スポーツから]


この白々しい発言をしている「女性議員飛躍の会」の構成メンバーがわからない。
自民党女性議員が全員参加しているのだろうか。
『女性議員が永田町の壁を砕く!』と言う本の著者の紹介に、女性議員飛躍の会のメンバー10人として以下の名前が記されている。

稲田 朋美
尾身 朝子
佐藤 ゆかり
杉田 水脈
鈴木 貴子
高橋 ひなこ
永岡 桂子
猪口 邦子
太田 房江
森 まさこ

此等のほとんどが日本会議・神道政治連盟・みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会などの超国家主義的極右団体と関わりを持っている。


中でも杉田水脈ほど「真の男女平等の国」から掛け離れた人も居ない。


彼女の呆れた主張をいくつかご紹介いたしましょう。
①保育所や学童保育は日本を貶めようとする勢力が日本を弱体化させるために仕組んだ施設。
②保育所は子供を家庭から引き離し、洗脳教育を施す施設である
③学童保育は共産党の陰謀であるとし、保育所と学童保育について普及に反対
④シングルマザーについては、配偶者による暴力が離婚の原因であっても「そんな男性を選んだのはあなた」などと主張
⑤女性差別の存在を否定し、男女平等は悪という主張のもと、「女子差別撤廃条約」「男女共同参画社会基本法」の撤廃、廃止を繰り返し主張している
⑥女性への性暴力を巡る相談事業に関し「女性はいくらでもウソをつける」と発言
などなど、女性蔑視に反対する立場とは真逆の思想の持ち主である。


「森喜朗発言を問題視し、二階俊博幹事長に提出」などと尤もらしい事を言っているが、このような木っ端議員たちにできる訳が無い。
自民党お得意の“やってる振り”には飽き飽きする。

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