令和5年8月厚生委員会 「HPVワクチン/コロナワクチン/保育所の熱中症対策/子育てショートステイ」
1.HPVワクチンについて (キャッチアップ接種の周知は)
【質問の趣旨】
令和7年3月で終了するHPVワクチンのキャッチアップ接種。終了までの期間に接種を希望する人にはしっかりと周知を徹底してほしい。
一方で努力義務であるHPVワクチン。接種は強制ではなく本人による意志で接種できる環境になっているかどうか。
【質問要約】
帯広市として、HPVワクチンの接種率の目標値を掲げているのか。
【答弁要約】
HPVワクチンの接種率の目標は特に定めておりませんが、令和3年11月に積極的勧奨の差し控えが終了したことを受けまして、接種機会を逃さないよう、標準的な接種期間の始まる中学1年生や最後の年となる高校1年生への個別通知を行ってきているほか、キャッチアップ接種の最終年における周知の検討など、接種率の向上につながる取組みを進めている。
【意見要望】
本人の意思を尊重した対応を願う。
2.コロナワクチンについて (予防接種被害救済制度の状況)
【質問の趣旨】
健康被害救済制度はどの程度件数が発生しているのか。
本制度は申請が煩雑だが市としての対応はどのように対応しているのか。
【質問要約】
これまで市に寄せられた相談件数及び健康被害救済制度の状況は
【答弁要約】
8月4日時点で国全体の進達受理件数は8,455件、認定件数は3,772件、否認件数は549件。
帯広市における国への進達件数は12件、認定件数は6件。
新型コロナワクチンの健康被害救済制度に関する相談件数は、令和5年7月末時点で24件。
【意見要望】
制度利用は事務が煩雑なため、丁寧な対応を。
3.保育所の熱中症対策について (エアコンの設置状況)
【質問の趣旨】
小さな子どもは体温調節が難しく、体調不良を訴えるのも難しい。
環境整備を行うために全室エアコン設置を。
【質問要約】
エアコンの設置状況と設置基準はどのようになっているのか
【答弁要約】
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のための新しい生活様式における熱中症対策として、室温を28度以下とすることが求められ、子供はもとより、保育に携わる職員の健康に配慮するなど、快適な保育環境を整えることを目的に、令和2年度に地方創生臨時交付金を活用し、当時の公立保育所8施設にエアコンを新たに設置し、全部で62台の設置となったものでございます。
設置場所は、各保育室、一時保育室、調理室、事務室となっており、遊戯場など一部設置されていない部屋もございますが、室温が高い日や暑さを理由に体調が優れない児童がいる場合などには、エアコンの設置されている部屋を使用するなど、柔軟に対応。
【意見要望】
一部未設置の遊戯場はお昼寝の場所になっているとも保育士より聞いている。
低年齢児の体調確認に加えて、お昼寝の場所の移動等、保育士の業務負担ともなっているため、保育所全室へのエアコン設置を求める。
4.子育て短期支援事業について (子育てショートステイ)
【質問の趣旨】
子育てショートステイって知ってますか?
知っていたらもっと使いやすくていい制度では?という趣旨です。
【質問要約】
周知はどのようにしていて、利用者は何人いるのか。
【答弁要約】
帯広市のホームページと帯広市子育てガイドブックに掲載し周知しているほか、通常の子育て相談の際にチラシを配布するなどにより、必要な情報を提供しているところでございます。
令和2年度は4名、令和3年度は1名、令和4年度は3名となっております。延べ人数ですと、令和2年度は10名、令和3年度は1名、令和4年度は5名となっております。また、本年度ですが、7月現在で実人数では2名、延べ人数では3名の利用
【意見要望】
情報提供がうまくいっていないのではないか。
ホームページの記載や子育てガイドブックの掲載の見直しを。(すぐにホームページ改善済)
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