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すとぷり ぴあアリーナMMライブ感想

今回は、2023年2月5日のすとぷりのアリーナ
ツアー「Here We Go!!」ぴあアリーナMM
2日目夜公演の感想を綴ります。
すとぷりのアリーナクラスのライブを見るのは
初めて。
まだまだ続くツアーでもあるので、事細かな
レポートではありませんが、自分の印象に残った
シーンを中心に綴っていきたいと思います。

初めてのぴあアリーナはとてもきれいでしたが・・

ぴあアリーナは初めて行く会場でした。2020年
開業とのことですからまだできて間もない
アリーナです。施設もとてもきれいでした。
アリーナを取り囲むスタンド席は2階から4階
まで。アリーナというと平面的な空間をイメージ
しますが、ぴあアリーナは高さ・深さを感じる
空間でした。他会場でいうと日本武道館の雰囲気に
ちょっと似ているかもしれません。

すとぷり公式Twitterより

ステージはメインステージと、その中央から伸びた
花道で、花道はアリーナ中央の小さいセンター
ステージ(センステ)とさらにその先のバック
ステージ(バクステ)につながっていました。

トロッコはアリーナをバクステまで外周。
アリーナ席の間を縫ってセンステの方に入って
くることもありました。他の会場ではスタンド
トロッコがあったようですがこの会場はありません
でした。
私の席はメインステージ正面の3階スタンド。
スタンド席はバクステをほぼ垂直に見下ろす
位置までせり出しているため、
スタンド後列の席にいるとバクステから後方は、
限界まで身を乗り出しても全く見えません
でした。
でも周りのリスナーはみんな元気で、コール&
レスポンスの時はノリノリで声出して楽しかった
です。うーん、でもあの席は「注釈付き指定席」
としてもよかったと思います。
メンバーものその辺は承知していたようで、
るぅとくんはトロッコに足を引っかけて限界まで
身体をのけぞらせて3階、4階の人にも手を振って
いました。とってもやさしいるぅとくん。
でもきっとそれでもその真上のスタンド席の人は
ほぼ見えていなかったと思います(泣)。
コンパクトな空間にギュッと人が集まっている空間
だったので、バクステ見えない問題を除けば、
全体的にはスタンド席でも遠さを感じること
なく、メンバーのパフォーマンスを楽しむことが
できました。

ライブ全体の感想は「すとぷりっていいな!」

公演時間は約2時間。オープニング映像から
メンバー登場までの時間は待たせすぎず、
それでいてわくわくした気持ちを盛り上げてくれる
ちょうどいい長さでした(オープニング映像が
流れるスクリーンがステージサイドに設置されて
いてサイズが小さくよく見えなかったのはちょっと
残念)。曲の合間もつなぎもテンポが良く、
集中して楽しめました。
短い尺でもこれまで通り優しくてかっこよくて、
かわいくて楽しいすとぷりらしさは全部余す
ことなく表現されて、終わった後
「あー楽しかった!すとぷりっていいな!」と
心から思いました。
私はこの日、4人でのパフォーマンスを初めて生で
見ましたが、ダンスはもちろん、振りがない
ところもとにかく最初から最後まで本当によく
動いていました。「みんなに会えてうれしい!
ライブが楽しくてしょうがない、頑張って準備して
きたからみんなに見てほしい!」という気持ちが
4人の体からあふれ出ていて、不安とか心配とか
そういう気持ちの入る余地のないくらい、
「楽しもう!」という思いと工夫で埋め尽くされて
いました。
グループアーティストのライブに行くと、
途中疲れてるのかな?という状態だったり、
流してやってるな?って思えちゃう瞬間が
あったりするものですが、すとぷりは最初から
最後まで本当に全力で、好感が持てました。
せり上がったり飛び出したりする舞台装置は
最小限にとどめ、メンバーの生身の体で会場を
沸かすスタンスはこれまでのライブと変わらず。
それでもレーザーや映像を使った演出はとても
きれいで、センステの床の演出はスタンド席だった
からこそ楽しめました。始まる前はただ真っ黒な
床だなと眺めていたのですが、始まるとメンバー
の足元がそれぞれのメンバーカラーになったり
曲の雰囲気に合わせて色が変化しとても素敵でした。

私はこの写真の場面が特に印象に残っています。
さとみくんところんくんの足元に光の輪ができていますが、
これは上からのライトではなく、下から発光しているのです。


衣装はよりスタイリッシュに、キラキラに

私が今回一番好きだと思ったのはこの衣装です。

さとみくんのTwitterより

上着の丈が長くない衣装の方が彼らは素敵に見える
と私は思っているのですが、この衣装はすごく
バランスがよかったです。
この衣装での時間をもう少し長くとって欲しかった
のが正直な感想です。

黒衣装はパーツが細かくてベルトや紐?のような
ものがあちこちについていて、ターンのたびに
ヒラヒラさせていました。

すとぷり公式Twitterより

この衣装の時は演出もダークなものが多いので、
遠目ではっきりとメンバーを識別することが
難しかったです。近くで見たかった!

見ていていい意味で衣装が気にならずにいられた
のはこちらでした。

莉犬くんのTwitterより

可愛いけどカッコよさもあって、何より遠くから
見ていても、どこにどのメンバーがいるのかが
色でパッとわかるのですから。そして、上着が
ショート丈だったのが好みでした。

本編最後の王子様衣装で登場した彼らを見てすぐ思ったのは「キラキラだ!」でした。彼らのステージングとともにグレードアップしていく
王子衣装!

さとみくんが放送でこの衣装を「素材が固くて
踊りにくい」と言ってましたが、確かにそれは
見ていて感じました。見ているこちらとしても、
ダンスしている身体のラインが見えにくい素材
(あるいはデザイン)だったのかなと
思いました。
ダンスを見るのをこちらも楽しみにしていて、
おそらくメンバーたちもたくさん練習してくれて
たのだろうという曲がちょうどその衣装の時
だったので、もったいなかったです。
すとぷりのライブの本編最後は必ず王子様衣装が
恒例なのですが、疲労度を考えても終盤はもっと
薄着で軽い衣装の方が、今やアイドル並みに踊り
まくる彼らには合っていると思います。
でも、上着を脱いで半袖になるだけで悲鳴が
上がってしまうような状況なので(笑)、しばらくは
このスタイルなのかもしれませんね。

セットリストについて

やはり2022年12月に発売されたアルバムの曲が
中心のセットリストでした。
アルバムを聴いていて、この曲はライブで観たら
どんな風になるのかなって楽しみにしていた
気持ちを一つずつ答え合わせができてよかった
です。
ペア曲は日替わりのセトリだったようで、
私が見たのはるぅと・莉犬、さとみ・ころんの
公式ペアでした。
そしてもちろんこれまでのライブでお馴染みの曲も
ふんだんに盛り込まれていて、ライブならやっぱり
この曲を聴きたい!という思いも汲んでくれて
いました。
メドレー形式で目まぐるしく曲が展開していく
コーナーもあり、オリジナル曲をこんなに贅沢に
披露できるようになったんだなと彼らが積み上げて
きた頑張りに思いを馳せてしまいました。
個人的には「おかえりらぶっ」の
「ただいまー!」
が言えたのが嬉しかったです。

一番印象に残った曲

「霹靂」です。
この曲はメンバーがメインステージの階段の上で、
正面を向いて歌います。
バラード曲なので位置の移動も少なく、スタンド席
から双眼鏡を使うとその表情がよく見えました。
優しく穏やかに歌い出し、だんだんと思いが募って
いくようにアクションも大きくなっていきます。
るぅとくん、さとみくんは壇上から崩れ落ちて
しまいそうなくらいだし、祈るように歌う
莉犬くん、ころんくんも心なしか声が震えて
いました。
(この後のMCで本当に「涙ちょちょ切れてた」と
言っていました)
サビの「今はさよなら」の時のさとみくんの今まで
見たことのないような切なげな表情、また、
最後の方のころんくんの「それでも」の心の叫び
のような高音の歌声に心が震えました。

MCはいつものわちゃわちゃなすとぷり

お客さんの声出しが解禁され、この日もコール&
レスポンスがあったのですが、
その流れでさとみくんがし始めた、
さとみ「みんな、すとぷり好きなの?」
りすなー「好きー!」
さとみ「俺も好きだよ(イケボ)」
リスナー「キャー!」
というやりとりをメンバーみんながやりだす、
という場面があり、大いに沸きました。
そして、Twitterのトレンドにも入ってしまった
「セクシー救急車」の件にもやはり触れて 
おかなくてはいけません。
彼らの公式放送では、その場のノリで寸劇が
始まっていくことがよくありますが、この日は
それをまさに実写で見させてもらいました。
どんな展開だったかといいますと…
「衣装チェンジの順番をじゃんけんで決めよう」と
いうさとみくんの言葉に、「じゃあセクシーな
じゃんけんするよ」ところんくんがいい始め、
メンバーみんな腕をチラ見せしたりしながら
じゃんけんをすることに。
最後に負けたるぅとくんが床に倒れこんだ
ところを見て、ころんくんが
「誰か!セクシーな救急車を呼んでくれませんか?」
と呼びかけ、袖なしシャツ姿のさとみくんが吐息
交じりのセクシーボイスで
「セクシー救急車です、どうされましたか?」と
るぅとくんに覆いかぶさる・・・
リスナー悲鳴!!
とこんな感じでした。
これはもう「セクシーなじゃんけんしよう」と
言い出して「セクシー救急車」というワードを
とっさに繰り出したころんくんの瞬発力による
ファインプレーと、申し合わせるわけでもなく
その流れに乗っかってさらに色付けしてしまう
メンバーたちのコンビネーションの賜物でした。

この公演だけのサプライズに感動!

この日は公演後に「新曲MVを世界最速先行公開
(だったかな?表現は定かではありません)」
というサプライズがありました。
アンコールも終わってメンバーがステージから
いなくなって間髪入れずに、あの、いつもの
重大告知をするときの「ズドーン!」という
SEとともに黒地に白文字がスクリーンに映される
のは心臓に悪い(汗)。

こういうやつです。

同じ日の20時にYouTubeでプレミア公開される
ことになっていたので、ライブ帰りで見れない
私たちに 先に見せてくれたのでしょうか。
また、ライブの後公式放送のためにメンバーは
すぐ会場を後にするとのことだったので、
お客さんをしばし会場にとどまらせるため
だったのかもしれないな、とも思いました。
ともあれ、恒例のバレンタインソングは
今年もHoneyworksの作品でハズレなしでした。

今回はすとぷりとリスナーの関係性が反映されて
いるような歌詞の内容で、ライブでたくさんの
愛をメンバーから受け取った余韻の中で聴くと
感動で胸がいっぱいになりました。
本当に素敵なサプライズでした。
ライブのMCでメンバーが「好きだよ」を
言いたがっていたのは、この曲の歌詞
『気持ち高ぶって「好き」とか言っちゃって』
『胸にキュンときちゃうセリフとか 
大胆になっていいかもね』
の伏線だったのでしょうか??

次回のライブでは…

私は3月の横浜アリーナでのライブにも行く
予定です。次回はぜひ今回よりよく見える席で
あることを希望しています。とにかく死角が
なければどこでもいいです(笑)。
いや、でもできればメンバーと直接顔を見合える
席だといいですね。
今回はスタンド席だったこともあり、全体の
会場の雰囲気やリスナーさんの反応などを
楽しんだので、次回は一人一人のメンバーの
動きや歌い方にも注目してみたいと思います。

以上が今回のぴあアリーナMMでのすとぷり
アリーナツアーライブの感想でした。
ライブパフォーマンスだけ見ていると、
インターネットの配信者から活動し始めた
人たちということを忘れてしまいそうな
クオリティでした。おしゃべりも歌もうまい、
元から才能のある人たちだと思うけれど、
リスナーの応援を受けて、そして支えてくれる
プロフェッショナルなスタッフとともに月日を
かけて大変な努力をして作り上げてきた歴史が
ここまでのものにしているのだと感じました。

楽しい時間をプレゼントしてくれて
本当にありがとう!!

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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