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すとぷりの新オリジナル曲「3月のオレンジ」に触発されて詩を書いてみた

2024年3月23日からのすとぷり24時間リレー
生放送の最初の全員集合枠の中で、彼らの新しいオリジナル曲が発表されました。
タイトルは「3月のオレンジ」。

卒業シーズンに合わせて、まっすぐな思いが胸を
突く、ちょっと切ないバラード曲です。

これまですとぷりの卒業ソングはどちらかと
いうと特定の誰かにあててというより、広く
多くの人に届くような、そしてそっと背中を
押してくれるような前向きな楽曲が多かったの
ですが、「3月のオレンジ」は特定の人に宛てた
思いを描いています。

MVを見てもわかるように、歌の主人公は
ある人に一途な思いを募らせているものの、
正直な気持ちをはっきりさせることができずに
います。
それでも別れの時期は迫ってきて寂しい気持ちは
募るものの、今の関係を壊したくなくて
このままでいたいと葛藤する思いが表現されて
切ないけど純粋で綺麗な楽曲となっています。

このドラマチックな心揺さぶる曲を繰り返し
聴きながら私は、この曲で歌われている女の子は
どんな子だったんだろう、とか、このあと2人は
どうなったのだろうと考えが巡り、様々な
ストーリーが頭の中でふくらみました。

そこで、そこで思いついたストーリーを元に、
・「3月のオレンジ」の女の子視点
・卒業からしばらく年月が経過した
というテーマで詩を書いてみました。


貴方の幸せを願うこと
それを「愛すること」だというのなら
あのときの私たちの気持ちには確かに・・・

桜の花びらの間に抜ける
空の青とおはようの笑顔
この季節になるといつも思い出す
あれからもう何度目の春を迎えるのかな

時の刻みに無頓着すぎて
ぽっかりとあいた放課後も
退屈に繰り返す授業も
なんてことない日々も
まるで湧き上がってくるように
ずっと続くような気がしていた

でもいつもの帰り道
急にあなたの笑顔に
少しうるんだ瞳が見えたとき
もうこの時間が永遠ではないと知って
私も笑い返そうとしたのに
突然の雨に降られたみたいに
心が 体が 震え出したんだ

知っていたよ
誰よりも大切に思ってくれていたこと

雨上がりの帰り道
水たまりを避けるように
先回りして道を譲ってくれたこと

どんな言葉であっても
どんなに心が揺れても
すべて私が守られるような距離でいてくれたこと

いつ振り返っても
うつむいた顔を上げても
いつもあなたがそこにいてくれて
笑顔をくれたこと

光る水面があなたの優しさを照らして
まぶしいよ

だけど
何も言わずに離れたけど
きっとそれも優しさだったのかな
あまりに美しすぎて大切にしたくて
壊したくなくて
近くにいたかった
なのに
次の季節が見えなくて
言葉にすることが怖かった

貴方の幸せを願うこと
それを「愛すること」だというのなら
あのときの私たちには確かに
同じ「愛すること」の輪郭を見ていたよね

今はもう夕陽の彼方
どこかでおなじ空を見ているあなたに伝えるなら

ありがとう
しあわせになってね


私の立てたストーリーは、結局卒業まで2人は
何も進展せず、そのままお別れしてしまった、
というものです。お互いの気持ちはとっても
純粋で優しさに溢れていたからこそそういう
結末になってしまったのではないかと。
それを女の子が数年経って懐かしく思い出して
いるという情景を書いてみました。

思いつくままに書いていったのでリズムはあまりよくないと思いますが、内容が進むにつれて
思いがあふれてくるようなそういうイメージを
しています。

「3月のオレンジ」はこんな私の創作意欲を
刺激してくれる、素敵な曲でした。

すとぷりの歌としてもまた新しい魅力を感じさ2024年の春を思い出深いものにしてくれました。
ぜひ、ライブで熱唱するメンバーの姿も見て
みたいです。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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