快慶作💛不動明王「正寿院(風鈴寺)」50年に一度の秘仏は2040年公開【京都南山城シリーズ】
醍醐寺三宝院やアメリカの美術館にある快慶の不動明王より印象深い不動明王坐像である。ちなみに、この寺の本尊は50年に一度しか御開帳されないという秘仏の「十一面観音菩薩」が安置されているが、これはもう見仏できないかも(前回の御開帳は1990年だったので、次は2040年。)
毎年7月1日 〜 9月18日まで風鈴祭が催され京都の「風鈴寺」とも呼ばれる。
変更履歴
2023/07/06 初版
▼HP
▼アクセス
京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
▼本尊と脇時
十一面観音菩薩
※本尊は50年に一度しか御開帳されないという秘仏
▼見どころ
鎌倉時代頃に飯尾山医王教寺(現在は廃寺)という古寺の塔頭として創建されたと伝わる。
本尊は50年に一度しか御開帳されないという秘仏の十一面観音菩薩。そして鎌倉時代の名仏師・快慶作とされる不動明王もおられるという寺!!
夏に風鈴まつりが行われることから風鈴の寺とも呼ばれる名刹である。参道から本堂へ向かう。後ろを振り向くとすっきりとした境内となっているが、本堂から眺めた景色はちょっと違う風景になるから面白い。
内陣拝観すると和菓子がいただける!縁側に腰を下ろして頂く。本堂縁側に腰を下ろすとちょっとした庭園がある。車で来ないと無理なところに結構な参拝客がいるのにびっくりした。ゆっくり!まったり時間が過ぎて行きます。
京都府宇治田原町は日本の緑茶発祥の地だけあって、参拝するとお茶とお菓子の接待がある。
もちろん、お茶は日本の緑茶発祥の地である宇治田原町産の茶。懐かしの乳ボーロとコンペイトウ!乳ボーロは「船はしや」の福だるまで、コンペイトウは「緑寿庵清水」のものです!!
後ろには快慶作「不動明王坐像@重文」ですね。本尊は秘仏の為、閉扉になっており、右側には不動明王立像がいるが快慶作の不動明王ではない。あれ??いない。。ということで寺の人に聞いたところ、現在、奈良国立博物館・ぶつぞう館に寄贈されているとのこと。。orz
2017年の奈良博「快慶展」ぶりの再会!!快慶作の「不動明王@重文」を持つ寺としても有名!!醍醐寺三宝院&アメリカの美術館に所蔵されている不動明王と激似。ただ、玉眼の赤身が強く、睨みの眼は鋭く迫力があることから一番不動明王っぽい感じがする。
新しいながらも襖絵が素晴らしく、見とれてしまった。ここの寺の特徴は写真大歓迎なところ。最近、伊賀・甲賀中心に京都でも写真撮影どうぞという寺が増えてきている気がする。
ではお堂を出て境内ですね。
女性陣がしゃがみながら写真を撮りまくっている。境内には可愛らしい石仏?があり、これが「かわいい」らしい。三千院や嵐山の愛宕念仏寺辺りに行けば、もっと良い感じの写真が撮れるのにと思うのであった・・。
地蔵堂にはカラフルな紐が結ばれている。毎月8のつく日に拝観をすると「叶紐(かのうひも)」が渡される。願いが叶う紐といわれており、持ち帰るのもよし、地蔵堂に願いをこめて結びつけるのもよし!!
→客殿:稲目窓
客殿にあるハート型の窓が「幸せを呼ぶ窓」として話題らしい!この窓は「猪目窓(いのめまど)」と言い 、日本古来からあるハート形に似た文様で、猪の目に似ているところからこの名が付けられたとか。
2018年から4月の桜の時期に夜間拝観が楽しめるようになった。この夜間拝観は抽選になっており、3月下旬にはがきで申し込みをする。妻が珍しく、落選したんですよね。。なので、昼に参拝した。桜満開は4月10日ぐらいかもしれませんね~。
同じ部屋の天井には、花と日本の風景をテーマにした160枚の天井画が描かれている。寝転ぶのも良し、縁側から覗きこむのも良し。
天井絵の角には、守護する四神(東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武)や春夏秋冬の舞妓さんや花の絵が描かれていてとっても華やかなのだが、妻が一言「新しい!客寄せやな!!」。いや、行く前に言ったし。
▼オマケ「風鈴まつり」
▼旅行記
▼セットで行くところ
▼仏像展
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#やんまあ神社仏閣
#神社仏閣
#仏像
#京都
#宇治田原町
#京都宇治シリーズ
#快慶
#不動明王
#正寿院
#風鈴寺
#50年に一度の秘仏
#京都南山城シリーズ
#神社仏閣
#仏像
#京都
#宇治田原町
#京都宇治シリーズ
#快慶
#不動明王
#正寿院
#風鈴寺
#京都南山城シリーズ
#十一面観音
#京都
#宇治田原町
#飯尾山
#医王教寺
#風鈴まつり
#船はしや
#福だるま
#コンペイトウ
#緑寿庵清水
#奈良国立博物館
#ぶつぞう館
#快慶展
#地蔵堂
#叶紐
#客殿
#稲目窓
#幸せを呼ぶ窓
#猪目窓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?