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特別なことを午前中に終わらせる

わたしの休日の過ごし方(ひとり、街から出ない)は2種類ある。

ひとつは、朝から家事、もしくは昼前に起きてお昼ごはんを作って食べて家事をして、夕方に外へ出る。喫茶店に寄ったりして、そこで読書や思案をして、帰るもの。

もうひとつは、その逆だ。起きてすぐにお化粧と気の抜けたお洒落をして、外へ出る。モーニングかブランチを食べて、読書や思案をして、午前中のうちに家に帰る。午後から家事をしたり昼寝をしたりして、家で過ごすもの。


どちらもまったりしていて好きなのだが、今日は後者の過ごし方を。昨日の夜からサンドイッチが食べたくて仕方なくて、海沿いを散歩しながら目的のお店へ。するとまさかの定休日で、もうひとつ気になっていたデリとカフェのお店へ行くことに。


素敵な空間とオーナー夫婦の空気感に包まれながらの食事。午前中の陽の光は柔らかい。



朝は頭がスッキリしているからか、いつもよりポジティブでシンプルな思考回路だ。新しいアイデアが浮かんだり、チャレンジしてみたいことが生まれたり。


爽やかな気分で家に帰る。午後からの予定もたくさん思いついた。あれをしよう、これもやってみよう。1日のよいスタートが切れた気がする。


たいてい、午前中に特別なことをした日は、テキパキといろんなことが終わる。その余裕から、夕方にまた外へ出たりすることもある。朝のポジティブでシンプルな思考回路が、その日1日の気分を前向きにする。


もちろん、ゆっくり起きてゆっくり家を出て、夕方ひとりで飲むコーヒーも好きだ。だが、そんな日はなぜか、懐古の念が湧いてきてノスタルジックな気分になってしまうことが多々ある。難しく考えたり、朝の思考回路とは少し違っている。


難しく考えて自信をなくしたりする性格だからこそ、特別なことを午前中に終わらせて、ちょっと自分を褒めてやってもいいかもしれない。特別なことというのは、贅沢なことではなくて、素敵な空間で自分ひとりの時間を持つこと。 いつ、どこでひとりの時間を持つかによって、ちょっとだけ日々の生活を変えることができるかもしれない。


こんな風に、特別なことを午前中に終わらせることができるのは、一人暮らしの特権だと思います。ひとりって、こんなにも特別。


#エッセイ #日記


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