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ひとり旅のハードルを下げる

「ひとり旅いいなぁ。
でも、わたしにはできないなぁ。」

そう思っている人がいたとしたら、そんな方のために今日はひとり旅のハードルを下げてみようと思います。もしかするとそんな人が、たまたまこの記事を見つけてくれるかもしれない。そんなことを思って書きます。

目次
1.時間とお金は問題ではない
2.ひとりですることない⁉わけない
3.さみしくなんて、ない
まとめ



1.時間とお金は問題ではない

旅行を、特別で贅沢なことと思わないこと。

1泊2日あればもちろん国内くらい旅できます。わたしがよくひとり旅をするのは、瀬戸内海の島々。とくに香川県の直島・豊島(写真の場所です)はお気に入り。2泊3日あれば韓国・中国・台湾、3泊4日あれば東南アジアなどと海外も行けますよね。

実際に、わたしの仕事の休みでは3泊4日が限界。「限られた時間で、行けるところはある」というのがモットーです。

「限られた時間で、行けるところ」はどう探すの?という方にオススメなのは、スカイスキャナーというWebサービス。出発地・期間が決まっていれば、到着地を「すべての場所」と入力可能で、料金の安い順番に目的地と航空券を表示してくれるのです!

今年の6月にひとり旅した時は、休みができたので「すべての場所」を検索。その期間に1番安く行ける海外が韓国でした。これで、お金の問題も解決。予算内に行ける場所で探せばいいだけです。

「ここに行きたい!」という場所がどうしてもある人は、その場所に見合った期間とお金を用意しなければなりませんが、今はLCCの台頭で格安航空券なども充実していて、しょっちゅうセールをやっている宿泊予約サイトもあります。わたしはbooking.comとかExpediaとかAgodaとか使っています。


旅行って、安く済ませる気があれば意外とお金かかりません。旅行を特別なことだと思うと、どうしてもケチできなくなってしまいお金がかかるだけだと思っています。(新婚旅行とかは、贅沢してくださいね。)

お金のハードルで諦めている人は、旅行って特別なことではなくて、予算内でできる旅をするのもあり、という考え方を持つことをオススメします。


2.ひとりですることない⁉わけない


「ひとりだとすることないし…」というみなさま、ひとりだからこそ、やりたいことがほとんどできます。誰かと旅行すると、ある程度同行者に合わせることも必要ですが、好きなことを好きな時にできるという贅沢はひとり旅ならではなんです。
※ほとんど、と表現したのは、韓国でひとり焼肉ができませんでした。笑


屋台で気になったお店は全部立ち止まってじっくり悩む。韓国では定番コースとは違う本屋さんと文房具屋さんに行きました。フィリピンでは豆腐のデザート(タホ)売りのおじさんとしばらく道端に座っておしゃべり。タイでは毎日のようにマッサージ。台北では、小さなギャラリーで地元の学生の展示を見ました。


よほど気の合う同行者ならば気にせず付き合ってくれるかもしれませんが、わたしの性格上、付き合わせることに抵抗を抱いてしまいます。「面白くなかったらどうしよう、申し訳ない」という不安もつきもの。ひとりなら、面白くなかったらすぐに予定変更が可能です。

面白くなさそうなところには行かない、となると事前のリサーチと計画が必須になってくると思うのですが、ひとり旅なら感覚的な旅ができます。感覚的に旅をしていると、気になる・ちょっと行ってみようという動機だけで行動できてしまいます。だから、「やることない」なんてこと、ないんですよ。


3.さみしくなんて、ない。

ひとりはさみしい、ということが一番高いハードルになっているかもしれませんね。それに対しては、旅先で出会いがあるということと、そんなこと考えてる暇はない、ということを伝えたいです。

ひとりだと、同じ旅行者や現地の人とも仲良くなるきっかけが持ちやすいのです。それは、他人と会話する時間と隙があるから。(もちろん、旅慣れた人たちでの旅行であれば、グループだとしても同じように旅行者や現地の人たちとの交流はできると思います。)


ゲストハウスのロビーや、食堂、移動中の交通機関など。ひとりでいると話しかけてくれることが多い。明らかに旅行者であれば、隙があるというか、話しかけやすいんでしょうね。あと、内心ではやはり孤独は感じるので、自分から話しかけたくもなります。それが、振り返るとかけがえのない出会いになっていた、なんてことも。

また、ひとりだと自分と会話をしたり、いろいろと気を張ったりしないといけないことも多いため、「ひとりさみしい~」と考えているほど暇ではありません。

同行者がいれば、ぼーっとしていても降りる駅を教えてくれたり、後ろをついて歩くだけでも構いませんが、ひとりだと、自分で地図をみたり、バスや電車のアナウンスに集中したり、危険な場所を察知したり…結構忙しいです。
目的地についてゆっくりしているときは、自分自身と会話をしたり、非日常の空間を楽しんだり、出会いがあったり。意外と、さみしいなんて考えている暇がないんですよ。


ひとり旅をしてみたいと思っていて、「ひとりはさみしい」というハードルを越えられない人ほど、とりあえず行ってみてほしいです。どうしてもさみしくて耐えられないような人は、「してみたい」ってそもそも、思わないんじゃないでしょうか?

それでも、さみしくて楽しくなかったという方がいたら、ごめんなさい。例えばディズニーランドに行ってしまったり、場所選びを間違っている可能性があります。ひとりで行くとさみしくなる場所については書きませんので、センスで回避していただけると嬉しいです。


まとめ

少しはひとり旅のハードル、下がりましたか?

1.アプリやWebサービスを駆使すれば、予算と期間に応じた旅が可能。使ってみると意外と簡単。旅を特別なことと思わず、行ける範囲で行ってみるというマインドに切り替えて。すると、時間とお金は問題ではなくなる。

2.ひとりならわがままになれる。好き・気になる・ちょっと行ってみようという動機だけで行動でき、面白くなかったら軌道修正可能。だから、「やることない」なんてこと、ない。

3.ひとりだと旅行者や現地の人と交流する時間が持てる。自分と向き合う時間も。そして、さみしいって考えている暇がないほどに、ひとりだといろいろなことに注意を払う必要がある。意外とさみしくないよ。


長々とお付き合いありがとうございます。他にも、ひとり旅をしてみたい方にとって超えられないハードルとなっているものがあれば、ぜひ教えてください。各項目についてのエピソードや、ひとり旅の魅力についても、またどこかで書ければいいなと思っています。

今日はいつもと違うノウハウ系でした。


#旅 #エッセイ #ひとり旅 #一人旅 #紀行文 #旅のノウハウ

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