【重曹を加熱して生じる気体の推定】
先日、熱した砂糖水に重曹を入れると膨らむというカルメ焼体験をしました。今回は、どのような気体が発生したのかについて、重曹の実験をして推定します。3本分しか気体が集まらないので、どのような優先順位で確かめるかを考えるところが面白いです。
<カルメ焼きを振り返る>
・前回のワークシートでカルメ焼きの振り返り
・ムービーで重曹を入れると膨らむことを確認
・重曹を加熱すると水が生じることを思い出す
・塩化コバルト紙の色の変化をムービーで見る
<気体の予想>
・1年で学習した気体の集め方をふりかえる
ロイロのシートのカードを動かして考える
・どんな気体が発生すると予想していたか確認
水素が多くて、二酸化炭素、酸素が続く
・気体の確かめ方をグループで確認
マッチの火を近づける、火の付いた線香を入れる
<実験で確かめる>
・実験の仕方をムービーで確認する
・炭酸水素ナトリウムを加熱して気体を発生させる
小さな試験管3本に気体を水上置換法で集める
・予想した気体であることを確かめる
確かめるために使用したもの
マッチ、線香、BTB溶液、リトマス試験紙
石灰水、ロウソク
・水素と予想していたグループは燃えないので焦る
試しに石灰水を入れると白く濁ったのでびっくり
・おまけで塩化コバルト紙で水の検出実験と
フェノールフタレイン溶液の呈色実験をする
・ロイロノートに実験の様子をまとめて提出
・気体を集めた試験管の口を指で押さえていて
くっついてきたことを伝えにきた生徒がいた。
レポートにそれも書いてくれていると良いのにな。
次回は、生徒が提出したレポートを全員で見て
根拠に基づいて気体を推定します。
さらに、どのようにまとめると分かりやすいのか
をみんなで検証します。
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