僕がサウナブログを続ける理由 vol.3(完)
また、サウナーインタビューとはちょっと前の時期になりますけど、個人的に「塩サウナ」のことがふと気になったんですね。
「塩サウナって塩塗るのはわかるけど、どんな風なお作法なの?そもそも効果は?」っていうのが疑問に思って、それでググってみたんです。
そしたら「塩サウナ良いよ!」っていう記事はたくさんあるんですけど、全部内容が薄いんですよ。
「塩の効果でデトックス!」みたいな。
「いやいや、だから塩がどう作用してデトックスにつながるの?」っていうところが丁寧に書かれたところが全然ない。
「なら自分で書いちゃえ!」と思って、ネット上の塩の効果に関する記事を漁りに漁って、そしたら自分の中で腑に落ちる理屈を作ることが出来て、それを記事としてまとめたんです。
そしたらそれがなかなか評判が良かったんです。Twitter上でそこそこ拡散されて。
全然アクセスを期待して書いたものじゃなかったので結構びっくりしました。
その効果があってなんですかね、数か月経ったある時アクセス解析をしていたら、塩サウナのアクセスが連日アクセスされまくっていたんですよ。
「もしや?」と思って、「塩サウナ」でググってみたら、なんと一番最初に出てるんですよ、自分のブログが。
シンプルに「すげぇ!」と感動しましたね。
そこから検索の順位というものを結構意識するようになりました。
googleのサービスで検索の多いワードを調べられるものがあって、競合サイトの多い少ないもわかるんです。
そこによると「サウナ ダイエット」で結構検索されてる割には競合が少ないぞ、とかいうのがわかったんです。
それでダイエットの記事を書いてみたりして。まぁダイエットについてはややこしそうだったので、サウナ仲間のおのPに丸投げしちゃいましたけど。
でまぁ、お次はなんか突然Twitterでお風呂専用メガネ「forゆ」がバズって、過去に「forゆ」の紹介をしていた記事のアクセスがドカーンと爆発して月間アクセスが2万PVを突破したり、いつの間にか「サウナ 入り方」でググったら検索順位が二番になってて月間アクセスが3万PVを突破したり、それが一位になって4万PV突破、ダイエット記事も検索一位になって6万突破とうまいこと右肩上がりで今ここに至るわけです。
なんか歴史を語っていたら気づけばアクセスの話ばかりになっていましたね。軌道修正。
色々ありましたが、結果的に今はサウナに興味をもった人が検索しそうな言葉については僕のブログがだいたいカバーしていて上位の方に出てくるので、「僕はサウナ超初心者がサウナの階段を上り始める第一段目になるぞ」という目標について、オンライン上ではほぼ達成したと思っています。
これからの僕の目標は、オフライン上、つまり「リアルでの発信力を身につける」ことです。
ちょっと乱暴な言い方ですけど、ネットの記事なんて所詮関心を持っている人しか見ないですからね。
それと、橋渡しの後押しをするにはちょっと弱いんです。あくまでも橋が設置されてあるだけで、渡るかどうかはその人次第みたいな。
なので、その背中を押せるようになりたいですし、サウナに関心がない人にもサウナの情報を届けたい。
そのためにはリアルでの発信力が必要になると思うんです。
で、そのリアルの発信力を身に着けていく時にサウナブログというものがある種「名刺」として活きてくるんです。
僕はこういう活動をしています、実績としてこれだけのアクセスがあります、と。
これに関しては完全にブログを始めた時には予想すらしなかった副産物ですけど、本当に自己紹介の時にサウナのことを話すとすごい関心を持ってくれるんですよ。
僕という存在を認知してくれるし、サウナの話も聞いてきてくれたりするんです。
初対面の方との距離を縮めるのにめちゃめちゃ効果的なツールになっています。
最近では、実際にそれをきっかけに色々な方とのつながりが生まれて、遂にはトークイベントを運営する会社さんともつながって、7月にサウナ入門者向けのトークイベントで登壇することになりました。
着実に目標に近づいています。
あ、ですからね、皆さんにひとつ伝えたいのは、「何かひとつに特化した情報を発信し続けると絶対良いことがあるよ!」ということです。
好きなものなら何でも良いと思います。
で、一番手っ取り早いのはブログです。
なのでぜひ皆さんブログやりましょう!
戒めておかねばならないことが、アクセスが増えていくことだったり、知名度が上がっていくことに囚われすぎないこと。目的じゃないぞ、と。
というわけで、そろそろ強引に締めに入っていきますが、僕は、今以上にサウナ施設にお客さんが入るようになって、施設が潤って、長く存続して欲しいがためにサウナブログを続けているのです。
そうすれば僕はサウナに通い続けることが出来る。結局自分のためなんです。
どんなことも突き詰めれば自分のためです。じゃなきゃ頑張れるわけがないと僕は思っています。
自分のためを追求していけば、自然と誰かのためにもなるんです。たぶん。
まぁそんな感じで、今後も楽しみながらやっていきます。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
もしめちゃめちゃ満足して頂けるようなことがあれば!