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日記(2018年)

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小さい文字がしんどいから、全ての書籍は電子化してほしい

たいした話でもなく、こんな話が切実な願いになるときが来るとも思わなかったが、最近切実なので書いておこう。 老眼気味の人間には紙の本はしんどい歳もあってか最近老眼気味で、紙の本を読むのがきつくなっている(特に文庫本)。眼科で検査してもらったところ、一般的に言う老眼と言うほどではなく、メガネの度が少々強すぎることによるものらしい。 なので、メガネを作り直せば良いことなのだが、新しいメガネを作って間もない時期だったのと、自分の目の悪さだとメガネをつくる費用も馬鹿にならないので後

秋は終わってしまいそうな気分

バタつきながらも何となく楽しいいつもの大晦日

大晦日はいつも買い物をする。正月用の食材を買うのが目的だが、元旦、二日とそれぞれの実家に行くため、家で正月料理をしっかりと食べることはあまりしないし、おせちを買うこともない。実家が比較的近いのは、気軽に顔を見せられるのはいいが、こうした正月の習慣に影響するものか。 まあでも、子どもの頃も似たようなものだった。元旦は父親の親戚と過ごし、二日に母親の実家に行く。それぞれの親戚が高齢化したり亡くなったりする中で、少しずつ正月恒例の行事が変わっていった。祖父が亡くなったタイミングで

週末のちょっとした幸せの記憶

子どものころ、日曜日の朝に親父の部屋で親父の布団に潜り込み、新聞を一緒に読む(自分が読むのは主に日曜版)のは自分のちょっとした楽しみの一つだった。 今、週末の朝は息子がリビングで寝ている自分の布団に潜り込んでくる。息子の目的はリビングでテレビを観ることだが、自分にとっては週末専用の目覚まし時計のような感じ。 自分は軽く息子と一緒にテレビを見たあと、なんとなく朝飯の準備とかカーテンを開けたりしながらゆっくりと週末の朝が始まる。 子どものころは自分が居心地がいいから親父の部

同じことを繰り返すことで感じられる子どもの成長

28日はだいぶ前から約束していたディズニーランド。多分うちは比較的頻繁にディズニーリゾートに行っている家族で、毎年最低1回はディズニーランドかディズニーシーのいずれかには行っていると思う。息子も含めて行くようになったのは2013年から、息子がまだ2歳のころなので、そこからもう6年になる。 同じ場所に定期的に息子と行っていることの面白さは子供の成長がわかりやすいことで、シンプルなものだと身長。一昨年にディズニーランドのアトラクションに全て乗れるようになり、昨年、ディズニーシー

気づかずにいた習慣の変化

オフィスに来るのは年内最終日だったこともあって、ちょっと神楽坂の先まで足を伸ばして気になっていた書店「かもめブックス」に立ち寄ることにした。 書籍校閲専門の校正会社・鴎来堂社が運営している本屋で、カフェとギャラリーが併設されている。確かこのITMediaの記事を読んだことがきっかけで気になっていた気がする。 棚の構成も並んでいる本もなにやら想いを感じる楽しい本屋さんで、もう少しオフィスに近ければもっと頻繁に立ち寄りたいと感じる場所だったのだが、今日はまあ、時間的な余裕は多

行動できずに悩むくらいなら

今年は副業やパラレルワークなど、働き方の多様性についてかなり語られたし、実際に行動に移した人も多かった年だったと思う。そうしたことが取り上げられ始めると目立つのは行動に移してうまく回っている人が多いわけで、それを見て漠然とした不安感を持った人も多かったりしないかとも思ったりする。 ただまあ、あまり焦っても仕方がない。 考えてみると、「副業したい」ってキーワードはむかし自分の親に相談された「パソコン勉強したい」とあまり大差ない。なんとなく触りたいのはわかるけど、その時点では

護国記 - 今ならではのゲームブックで面白い

この記事に触発されて「護国記」というKindle専用のゲームブックを読んだ。納得のいく結末にたどり着くまでに3日くらいか。ルールから逸脱することなく、最後までゲームブックをプレイするのは一体いつ以来だろう。ファンタジーとゲームが好きな人は購入した方が良い。この内容のゲームを500円で買えるのは破格だし、少なくとも自分は数年前に「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をやったとき以来の衝撃と、こうした作品を新作としてこの時代に楽しめることに幸せを感じてしまった。 ゲームブ

進化を感じるとき

新しいテクノロジーや方法論、そんな大げさなものじゃなく、何かのプラットフォームのちょっとした1機能でも良いが、既存の成熟したものにそうした新しい要素を1つ加えるだけで、体験できることが大きく進化していると感じることがある。 こうしたことを強く感じるのは、新しいものそのものに感じることもあるのだが、どちらかと言うと、既存のことに対する深い練達さを感じつつ、それを軸に新しい要素が加わっている場合が多い気がしている。 新しいものが単純に出てきたときは、「なんか面白いものが出てき

ストーリーの分岐を楽しめる小説「Pathbooks」の存在自体が羨ましい

なんとなくGoogle Playを見ていたら、Pathbooksというアプリを見つけた。どうやら分岐の存在する小説を多数発行しているようだ。対応(翻訳)言語は英語とスペイン語のみ。普通に楽しむのはちょっとしんどい。。 物語の途中に選択肢を持たせること自体は別に珍しくもなく、日本でも80年代に流行ったゲームブック(gamebook)という言葉も英語圏にもちゃんとある。それをPathbookと自分たちで名付けて展開しているのはゲーム性を求めていないことが理由のようだ。 自分の

自覚的に年末感や季節感を感じること

子どもの頃は年末の空気感みたいなものは自然と感じていた気がするが、歳を重ねたからか、今の仕事がそうさせるのか、いまはある程度意識して作り出さないと、年末も淡々と過ぎて行くことが多くなってきている気がする。 仕事面で言うと、自社で提供しているサービスは製品であれプロフェッショナルサービスであれ、基本的には月単位で課金するモデルで、特定の月にまとまった金額が発生するものでもなければ、何か節目があるものでもない。むしろ時期を問わず粛々とクオリティを変えずに安定したサービスが提供し

避難はしごを降りた先

家を出ようと準備をしていたら呼び鈴が鳴った。人が訪ねて来るには珍しい時間帯だとか思いながら出てみると消防設備点検だと言う。ああ、確かにそういうものがあった。各部屋の結果が理事会のネタになっていたこともあったっけか。 ウチのマンションにおける専有部の消防設備とは、ベランダに設置されている「避難はしご」のことで、はしごのふたがちゃんと開くか、はしご自体が稼働するか、階下に大きな障害物がないかとか、非常用はしごが非常用はしごとして機能するかどうかを確認してくれる。 普段ならその

イベント動画を聴きながら

先日(2018年12月5日)に開催されたSalesforce World Tour Tokyoの講演動画や資料が公開されたので仕事をしながら聴いている。元々そうだが、展示会やイベントに参加してもすべての時間帯でセッションを聴くことはほとんどない。出展しているイベントだとブースに貼りついていることが多いので全く聴けない。 なので、こうして配信してくれる動画を頼りに後からセミナーなりイベントを楽しむ機会は増えていて、同時にイベント開催後に講演動画を配信してくれることも増えたこと

LINEのQ&Aサービス「Wizball」に関する妄想

LINEが提供しているブロックチェーンを利用したQ&Aサービス「Wizball」をスマホブラウザに対応したことがニュースになっていた。 「ブロックチェーン」「LINE」とそれなりに目につきそうなキーワードである割にこれまで自分目には入ってこなかったのだが、なにやら面白そうなので、現時点での認識をメモ。 Wizball自体の作りはYahoo!知恵袋となにも変わらない普通のQ&Aサービスなのだが、質問の投稿者、回答者、投票者(Vote)すべてになんらかのインセンティブがあるよ