情報の伝え方と東京防災アプリ

昨日、防災ポーチに関するnoteを書いた後に、ポーチはそれなりだけど家のこと、特に「日常備蓄」についてはあまりできていないなーって考えていた。それで、以前読んだ「東京防災」でも改めて読んでみようかと思っていたところ、今年の3月にアプリがリリースされていることに気がついた。

これがとても良くできていて、良くできすぎていてアプリの作りにばかり感心してしまい、しばらく防災の話が頭に入ってこなくなってしまうくらいだったのだけど、特に気に入った点が1つあったのでご紹介。

それは、注釈などの付加情報の伝え方。

東京防災アプリでは、本文中で注釈が読める用語はハイライトされていて、ハイライトをタップするとその用語の解説をその場で読むことができる。

読み終わったら「×」ボタンか枠外をタップすれば、そのまま本文の続きを読むことができるようになっている。黄色くハイライトされているのは、注釈が読めることを明確に伝えるためだけでなく、該当する用語自体に注意を向ける意図もあるのかもしれない。

また、より詳しい情報がある場合には「もっと詳しい」ボタンが設置されていたりして、これもポップアップ表示されるようになっている。必要に応じてすぐに本文に戻れるのは注釈と同じだ。

注釈にしろ「もっと詳しく」ボタンにしろ、本文で伝えるのは必要最低限の情報にとどめ、興味の深さや必要に応じて、取得する情報量をコントロールできるようにするためのもので、読者の幅を広げるためのものだとも思う。

東京に住むすべての人々に伝えたい、ということなのだろうなぁ。

・・・

東京防災アプリは、災害時用の各種機能を除けば、書籍版の「東京防災」をアプリに落とした独自開発の電子書籍アプリにカテゴライズされると思う。

このタイプのアプリは、iPhoneとかiPadが出始めの頃には、電子書籍の可能性を探ることを目的にした面白いのがちょいちょい出ていたが、最近では珍しい。 特に、こうした知識を伝えることを目的としたものは見たことがない。ここまでコストをかけて作り込む動機も理由も生まれにくいのだろう。

しかし、ブログを書くとか、パワポでスライドを作るとか、そのくらいの手軽さでこうした注釈や付加情報を駆使したコンテンツを作れるといいのだけどな。むかしパワポで頑張ったことはあったけど。。書くこと以外にやることが多すぎた。あと、作ったスライドを読みやすい形で共有する手段が乏しい。

「東京防災」のように、すべての人に伝えたい情報の発信には向いている気がする、

Photo by freddie marriageon Unsplash

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ありがとうございます。気が向いたらまた読んでやってください。
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矢野 貴明

株式会社co-meeting 取締役COO / 法人向け(主にSalesforce関連)のソフトウェアサービスの開発・販売をしています / なんでも屋 / Salesforce / SaaS / ITツール好き / 子育て / 楽しい人生を

日記(2018年)

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