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岡山市から松戸市に引越(2023年8月30日~31日)

はじめに

岡山大学が近いし共同研究で月に一回は訪れていた地域なのでわたしは気に入っていたのだが、家族は岡山の田舎なところが耐えがたくなってきていたようで、2023年2月ごろから「東京に戻りたい」と言い始め、実際に何度も東京に新居(賃貸)の下見に出かけるようになった

わたしも共同研究者の五福先生が3月末で定年退職することもあり、東京への転居を主に考えていたのだが、中澤教授が五福先生の後任教授で岡山大学に赴任されると、五福先生の尽力もあって引き続き岡山大学に在籍できることになり、学生さんたちとも急接近してきたので岡山に単身残ることに決めた

そして、何度目かの正直で、ついに「新居を決めたので8月30日に引っ越す」と宣言された。

岡山市から松戸市へ

岡山のたいへん困ったところ

岡山の困ったところは、わたしも家族と代替一致している
1.自動車優先社会
岡山市は、歩行者優先の街を宣言しているが、実体は車優先。

まず、歩行者用信号がなかなか青にならない
押しボタン方式の横断歩道は、ボタンを押してもすぐには青にならない
つくば市などは、ボタンを押してすぐに青信号に変わる
したがって、信号を無視して車道をわたる歩行者や自転車が当たり前になっている。
「押しボタンを押したら、赤信号の時は注意してわたる」のが岡山市の交通ルールのようだ

中には、車道側信号が黄色の点滅だったのが、押しボタンを押した瞬間に青信号に変わる(もちろん歩行者側は赤のまま)意味不明の信号まである。

歩道はガタガタで自転車は走りづらい。
つくば市は自転車道が整備されていて、とても走りやすい

ちなみにドイツなどでは、自転車道が整備され、歩行者と自転車道も完全に別物。自転車はすごいスピードで自転車専用道を走っていて、歩行者が並行している自転車専用道にはいると激しく怒られる。

2.喫煙者天国社会
歩きたばこや自転車を運転しながらの喫煙が当たり前
そこら中に「囲いのない喫煙コーナー」がある。
交差点の横断歩道のすぐわきに喫煙コーナーがあると、信号待ちの間ずっと受動喫煙状態になる。

わたしの家族はわたしを含め、たばこの煙に敏感で、少しでも煙を吸い込むと頭痛やのどの痛みが続く。
駅の反対側のホームに喫煙者がいても、風向きによって煙でのどが痛くなる。

また、居酒屋は「全席喫煙可」を謳っている店が結構ある。

日本の法律で、「店主のみでかつ床面積が狭い店」のみが特例として経過措置で全席喫煙可がOKとなっているが、守られていないようだ。

1980年に、常磐線の車内で喫煙している乗客に
「車内禁煙ですよ」と注意したら
「お前、ここをどこだと思っているんだ、常磐線だぞ!」
「新幹線じゃないんだ、次の駅で降りろ」
と凄まれたことがあったが、
50年以上経った今も、岡山市はこの頃の常磐線から
あまり変化していないようだ。

そこら中にたばこの吸い殻が落ちている

3.公共交通機関の移動が不便
東京では、時刻表をチェックしなくてもすぐに電車やバスが来るから路線さえ確認しておけばいい。
嫁さんが「蒜山(ひるぜん)日帰り旅行」を計画したが、津山から先の電車が限られていて断念したことがあった。
すぐ近くなのに公共交通機関では日帰りも叶わないところなのだ

4.美味しい飲食店が少ない
嫁さんが「岡山の美味しい店」のガイドブックを買っていろいろ食べ歩いたけれど、嫁さんの口に合う店はほとんどなかったらしい

5.自然食品の店はあるけれど古くて値段が高い
自然食品の店は、一度東京に行った野菜などが岡山に入ってくるので東京より古くて値段が高くなるようだ

6.発売日に新刊を買えない
週刊誌を含め、発売日に書籍を書店で買えない。
土日祭日を除いた2営業日後に発売されるので
発売日が木曜日だと月曜日まで待つことになる
アマゾンのほうが早く手に入る。
京アニ文庫などマイナーな版元の書籍は
市内のどの書店も取り扱っていない

7.アウフグースをしてくれるサウナ施設がない
サウナブームなのに、熱波師があおいでくれるところがない。
ましてやウイスキングなど望むべくもない

岡山の良いところ

1.天候が穏やかで、天災も少ない
ほとんど雨が降らないし、つくばのように強風が吹き荒れる日もほとんどない。つくばではしょっちゅうあった地震もめったにない。
(これしかない?)

8月30日

午前8時に引っ越し業者が来て作業開始
積み込みは午前中に終了した

嫁さんと娘も昼には駅に向かった

部屋の明け渡しは午後5時。わたしが担当した

おわりに

今回はわたしがすぐ近くのマンションに残ったのでいろいろと後始末が楽だった。
まだ住所変更などやるべき事は残っている
引越は何回行ってもたいへんなままだ



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