いつから毎日減点法になったのか。

社会人も3年目になり、それなりに仕事は落ち着いてきたように思う。

何かトラブルが起きても、どのタイミングでどんな謝り方をすればいいのかとか、社内で相談するならこの人だとか。

仕事量は多くなったけれど、うまい切り抜け方や、適度な効率化ができるようになった分、コントロールできる範囲が広がったのだと思う。

教えてもらっていないことも、過去の資料なんかを見ながら仮説を立てて、相談できるようになってきた。「前回と同じです」と伝えれば大体の部分は間違いがない。スムーズに作業が進む。

そんなある日、友人と会っていたときに「こんなことで怒られたエピソード」の話になった。

ありふれた確認ミスや、ちょっとした準備不足。日々の細々とした失敗を話した自分の後で、友人は少しベクトルの違う話をしていた。

「去年もこうやっていたので、今年も同じやり方で良いですよね」って言ったら、怒られたんだよね。

一瞬困惑してしまったが、少し間を置いてからその意味が分かった。

「去年と同じだから」は、やる理由でも目的でもない。もっと良くしようという意識がなければ停滞しているのと同じだし、いつか下降していく。

楽をしたいという気持ちはもちろんあるが、それ以上に「前と同じようにやっておいたら、少なくともそんなに大きなミスは起きないだろう」と思っている自分がいる。

もちろんミスをなくすのは大事だが、それはより目的に沿ったやり方にアップデートしていくことと対立する訳じゃない。

いつからこんな減点法の考え方になったんだろうか。怒られるのがめんどくさいとか時間がないとか色んな理由はあるだろうけれど、こんなやり方でシゴトにやりがいを感じる訳がない。あと、たぶんそんなに結果も出ない。

より良くできている(成果が出ている)実感がなければ、作業をただひたすらやっているだけなので、やりがいが生まれるはずがない。

最近感じていたシゴトに対するフラストレーションの原因が分かったような気がした。慣れてきたからこその「作業感」なのだと思う。(残業も増えてるけども)

とりあえず現状を打破するためにノートに週次で振り返りを書くことにした。「変えたい」と思った部分は、次の週の振り返りまでに実行していく。

■商品情報の提供に漏れがないようにチェックリストをつくる

■購入に繋がるような一文を添えて送る

■昼休みの5分を使ってデスク周りを整理する

などなど。ほんの少しずつだが、前向きな行動が増えてきたような気がする。あと若干、毎朝の出勤時の憂鬱が軽減された気がする(月曜日は相変わらずですが)

減点に怯えながらするシゴトよりも、何かをほんの少しずつでも良くしていくシゴトの方が遥かに気楽だと思うし、どうせ同じ給料なら気楽な方が良い。

それでもミスって怒られたらカラオケにでも行くことにします。必要経費だ!!!(言い聞かせ)



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一瞬も 一生も 美しく 国井美果
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