効率の裏側にある、余白を探して。

友人と始めた企画の第3回目。

今回は板橋のハッピーロード大山で写真を撮った。

テーマは「アナログ」

これがまた難しかった。テーマは抽象化すると範囲が広がるが、それに見合った写真を撮るのが大変になるということを学んだ。(抽象的なテーマも楽しいのは楽しいのだけれど)

商店街だから何かアナログっぽいものがあるだろうという安易な考えだったが、被写体を探すのだいぶ時間がかかった。

店頭の張り紙、手書きのポップ、年季の入った券売機。

アナログなのかレトロなのかクラシックなのか。

色んな言葉の中で線引きができず、感覚だけで撮っていたような気がする。

おそらくこの企画に関しても、もっとテーマに沿ったものがありそうな場所を選んだ方が効率的だし、何ならどこかに出かけるよりも、イメージに合うものを自分でセッティングした方が良いのかもしれない。

ただ、ぼんやりと街を歩きながら、そこで見つけたものを写真に収めるという感じは楽しい。何かを伝えたり、表現したりというよりは、昆虫採集とかに近い気がする。「素敵な景色を捕まえたので見てもらえませんか?」という感覚である。

効率良くやることはすごく大切なことだし、意味のあることだと思う。それでも、非効率な方法に潜む余白を楽しみながら、日々を過ごす時間があってもいいんじゃないかとも思う。

パソコンで打った方が早い文字を、わざわざノートに書いたりするのも何か余白を求めての行為なのだろうか。(特にアイデア出しのときは紙とペンじゃないとできない派である)

そんなことをぼんやりと考えながら、次回もどこかの街をぶらぶらして写真を撮りたいと思う。

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Get Old with Me 箭内道彦
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