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なんかかわいいやつ倉丸(22/7倉岡)を応援したい

滋賀県出身、倉岡水巴(みずはん、現、倉丸莉子)は、私が一番最初に好きになったナナニジ(ナナブンノニジュウニ)メンバーの1人です。ナナニジは8人のキャラクターのほうが古いので、アメリカ出身キャラの藤間桜役天城サリーと共に、関西キャラの河野都を嵌り役とすべくキャストされたのだと思います。明るい声とトークの積極性、何よりシャイなメンバーが多い中『22/7計算中』で先陣を切って話していく姿勢は、関西キャラというアイドルとしてはプラスかマイナスかわからない属性の都を、特別なアイドルに変えるものでした。藤間桜と河野都は、キャラクターを演じようというだけじゃなくて、出演者として三四郎さんたちと番組を面白くしなきゃという一つ上の視点があってそれがメタな面白さを出していました。

お笑いが大好きなのですが、そんなに面白いことを言えるわけではないです。でも、彼女の笑顔と何よりファンを笑顔にしようとする姿勢が、実際にファンを笑顔にしてくれます。
(実のところ本人はそう思ってないけど実際面白いとも言えるのですが。)

弱さが目立つ人でもあります。計算中で都が噛みついた後あかねや桜に完敗しているのはそれはそれで美味しいのですが、裏で涙していたり、自信がなかったり、病気で休業もあったり、心身共に脆い。そこは気掛かりでありつつかわいいところでもあり、本人は良しとしてはいないけどおそらく甘え上手でもある。実際、三四郎さんに加え鷲崎健さんや仙石幸一さんのようなトークのプロたちからも結構かわいがられていたと思います。計算中ではいろいろ面倒臭い乙女心も披露したりなんかして。天城サリーとは色々あってとても慕っています(初期くらてんは鉄板のコンビでもありました)。「サリーちゃんは私のヒーロー」というのは彼女の言です。

本人はツイてないなんてボヤくことが多くて、実際アイドル、声優としては持ってないほうだと言わざるを得ない所もあるのですが、どこか聞かせる可愛げがある、魅力がある。


NATS LIVE(旧CookPad Live)のお仕事ですが好物の卵料理をしたり、食欲旺盛だったり、美容に凝ったり、ダイエットを頑張ったり、良くも悪くも女の子らしさに溢れる行動が多いです。ちいかわが大好きで、グッズをいっぱい集めたりシールを貼ったりしています。好きなキャラクターは「うさぎ」です。ああいう奇抜なようで頼れる有能さに憧れるのはよくわかります。ちいかわが好きなメンバーは他にもいましたが、厳しい世界・繊細な主人公というのは彼女たちと通じるところがあるのかもしれません。そして彼女たちには、ちいかわたちのように巨大な困難に立ち向かっていく勇気がある。


声もよくて歌も上手いんですよ。ダンスに関しては間違いをメンバーから散々ツッコまれていましたが。

そんな22/7時代の倉岡水巴には代表曲と呼べる曲があります。ANNIVERSARY LIVE 2021の最後に初披露され、海乃るり(るーりー)・武田愛奈(あいなっち)・倉岡水巴(みずはん)の実質的な卒業曲であると考えられる『いつの間にSunrise』です。倉岡はこの曲で最初で最後のセンターを務めました。最後だからとマイクから手が離せず、自分のパート以外も歌っていて余計に目立っているなんて裏話もあったり。みずはんのメンバーカラーのオレンジは歌詞にある日の出と日没の色でもあります。歌詞と卒業が相まって私はライブであの時以上に感動したことはありません。

「毎日笑うって約束してください」彼女のアイドルとしての最後の言葉です。あの日は、るーりーとあいなっちの言葉にもそれぞれの感動ポイントがあったのですが、アイドルとしてこれ以上の言葉はないです。莉子ちゃん(本名)は私たちの幸せを願ってるんです。私のような比較的浅いファンも莉子ちゃんの幸せを願うし、これからも応援するしかないじゃないですか。


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