わたくし、先日、生まれて初めてのダンスレッスンなるものを体験してまいりました。

長年ひそかに
「踊りたい欲求」「表現したい欲求」を抱え、

市報の「ダンスレッスン」や「演劇WS」の募集を目にして、「申し込んでみようかなぁ」と思っては、

「菅原小春や北島マヤを目指そうってか？
  そこに時間やお金をかけてる場合じゃないだろうが！」
「何を血迷ってるんだ。下手の横好きにも程があるっ。」

と、引っ込めてきました。

過去に束の間「フラ」を習ったものの、
夫の前で少し踊った瞬間に
奴が窒息寸前になるほどに笑われたのを機に、
スッパリやめたトラウマも…

そんな私が、何故急に、単発とはいえ
「ダンスレッスン」を申し込んだのか？

1つは主催のkemi（古川明美）さんにお逢いしてみたかったから。

約２年位前にこのnoteで彼女の記事を読んで以来、彼女の「言語化センス」に魅せられ、ファンになってました。

私が長年抱いてきたものを、時に豊かに時に鋭く取り出してくれるような感覚や、

なんとなく、私が好きだった画家
「ジョージア・オキーフ」を彷彿とさせるような世界観も感じて、

とにかく、新記事のアップが楽しみなnoterさんの一人だったんです。

そんな彼女が同じ県内在住で、
しかもダンスレッスンを主催していると知り、
HPのリンクに気づきポチったのが去年の12月。

そして、このメッセージに感動。

「彼女のレッスンを受けたい！」と、
発作的にLINE登録。

でも、基本、単発はなく、3ヶ月間単位のレギュラーレッスンのみとのことだったので、半ば諦めていたら…

4ヶ月たって飛び込んできたのが
ＳＵＧＡ来日記念！特別開催の告知⭐

「これを逃してなるものかっ」と、即申込！！

が、問題はその後。

あらためて課題曲のＭＶを観れば観るほど、
その激しさに怖じ気付き

「また血迷ったなお前！ぜってぇ無理じゃねぇ？」
「なんでわざわざ銭払って、遠出までして恥かきに行く？」

と、脳内ささやき女将が発動...

でも、あの顔出しも経て、
「もう失うものは何もない」モードの自分が
「い～じゃん！い〜じゃん！デキなんぞ気にせず、
      なりふり構わず踊ってみりゃい〜じゃん！」
と、負けじと反撃も。

そんなこんなで、

「生Kemiさんにあえる」嬉しさと、

「全く踊れなかったらどうしよう」の不安と、

「でも、踊ってみたい」のワクワク

それら三つ巴、くんずほぐれず状態で、
本番当日を迎えました。

ドキドキしながら会場に入ると
noteで抱いていた凛とした印象（オキーフ感）とは異なる、
とっても気さくなあっかるい笑顔の明美さんが
「やんきちさんだったんですね～」と迎えてくれましたε-(´∀｀*)

御本人にも「noteの印象と全然違いますねー」とお伝えしたら、「よく、言われますー」とのこと。

「日と月」どっちもが明美さんなんだなぁと、
これまた勝手に解釈＆納得しつつ、
同じWLP（ライティングライフプロジェクト）仲間だったと喜んだり、私の顔出し記事も見ててくれて嬉し恥ずかしになりながら、いざレッスン開始。

最初はkeiさんの10分ヨガ。
（ちなみにkeiさんは筋金入りのARMYで、SUGAライブにも参戦。子も宿してきたとのことww）

筋膜リリースローラーやボールのグッズも使って、短時間ながらも、
ガッチガチバッキバキの全身が効果的にほぐれるのが実感できて、感動。

それからkemiさんのダンスレッスンが開幕。

まずは、アイソレーションから。
「 身体のパーツごとに別々に動かしていく」ダンスの基礎らしいんだけど、
大リーグ養成ギブスを常時装着しているかのようにコッリコリの私は、
モノの見事にできてない…
首だけ動かそうとしても、肩から何から全部仲良く持ってかれる…

でも、Kemiさんの笑顔に引っ張られてなのか、
「できてないどうしよう」じゃなく、
カックンカックンさせつつも楽しくついていけて、
最後、音楽に合わせて動かしたら、
なんだかそれっぽくできた気にもなれました。

　
そしてついに本命の「THAT THAT」に突入！

今回は単発レッスンの為、サビ部分のみ。
（完コビは秋のレギュラーレッスンで）

参加者10名中、
本当のハジメテは私一人っぽく、
皆さんお知り合いのようで、
想定内ながらも、やっぱビビる自分。

その上、
まずは１小節ずつ進めていくのかと思いきや、
いきなりの通し稽古(?!)が始まったときには
「もうぜってぇ無理だ...」と、
申込んだ己のムボーさを悔いました。

そしたら、
20代でお江戸のクラブに連れてってもらった時も、
「私だけお上りさん丸出し…ドン臭すぎ...」
と、いたたまれなくなって、
本当は踊ってみたいのに、
「私はそんなガッつかないタイプなの」
と、スカして壁際でゆる～くステップだけ…
だった自分も蘇ってきて…

でも、kemiさんが
「振付だけなら動画観てやれば覚えられるけど、
私が伝えたいのはそこじゃないんで」と
表面的じゃないところで動きや楽しみ方を
わかりやすく伝えてきてくれたことで、
私の中の「リトル靖幸」が「フォーっ」と覚醒！

「ねぇベイベェ
　念願のkemiさんの単発レッスン、
　周りと比べて凹んでるなんてモッタイナイぜ！
　デンスを楽しみたくって来たんだろう？
　行ける所まで行ってみてごらん✨✨」   
    （注：本当にファンです。おちょくってません。）

そしたら、
足がもつれようが、
ヨタヨタしようが
楽しいし、

何ヶ所かのキメポーズの時には
「アイムセクシー」と
内心唱えながら踊ってる自分も超面白いし…

とにかくずっと笑いっぱなしでした。

kemiさん＆keiさんはもちろん、
私と同世代＆ちょっとお姉さんの参加者の方も
とっても雰囲気のいい方達で、
心地よい一体感が生まれていたのも
私の「お呼びでない病」が発症せずに
心底エンジョイできた要因だったと思います。

諸事情で、定期レッスン申込は断念せざるえないけれど、
また、単発のワークショップがあったら
絶対チャレンジしたいなって思えました。

以前から、そういったものに興味がありながらも、

■こんなドン臭い自分なんて到底無理…とやる前から断念

■仮にとびこんでも、ダメさや惨めさにフォーカスして即自爆

のいずれかで終わっていたのが、

「挑戦を許可して楽しめる自分」になれたことが一番の収穫かな^^

これって、私が４月に経験できた
たにもとゆきさんのSoul fashion stylingの時に
強烈に感じた感覚だし、
あれから私の中で確実に育ってきていたから
今回のダンスも自由に楽しめたし、
放たれた感覚も味わえたんだ。
とも、感じました。

このkemiさんのメッセージを全身で浴びて、
自由になって、
自分の魅力・光・パワーの出力を
また一目盛上げられたような
そんなスペシャルなLessonでした。

ちなみに、このタコ踊りしてる、
PSY気取りでグラサンした
左端のヨコシマな女が私です😅ｷﾞｬｰ