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【日記】晴れたら出かけたいのに、と泣いていた私へ

「あ、雨は上がったんだな」と思った。

連日続く茹だるような暑さの話ではない。

私自身に起きた変化の話である。

「いつ元気になるんだろう」。いつの間にか言わなくなった。

代わりに「仕事行ってくる」と言って玄関の扉を開き、鍵をかける。その繰り返し。

本腰を入れて書くため、夜の執筆を抑えるため、その2つの目的でコワーキングスペースを借りて書くことにした。

少し値は張るが、絶対に必要な出費である。我が家の環境ではお金を稼げる文章が絶対に書けない。

元々、安い物件を借りてオフィスにすることを考えていた。

でたらめに家賃の安い茨城県央でも、物件は月2万円以上したし、遠かった。

そのため、コワーキングスペースの月々のレンタル料はありがたい程に安い。

しかし、重要なのはそのレンタル代に合った働きを見せることだと思う。

そのことを考えると、少し、焦った。

だが、多分初月は赤字……とまではいかないが、痛手の出費であることは想像に易い。

今はようやく出かかっている双葉に水をやる時期なのだ。

ライター業が安定するまでは時間もかかるし、小説を出せる余裕ができるのはしばらく先になるかもしれない。

しかし、やらなくてはならないのは間違いなく「今」だ。なので、この判断は間違いではない。

しばらくは慣れないかもしれないが、どうにかして掴んでいくしかない。

おそらく、壊れる前までのnoteで、私は沢山の種を作った。「仕事をするための種」だ。その種を作ったのは間違いなく自分の功績だ。


自分を褒められなかった頃の私、聞こえますか?

ただすら苦しんで、泣いて、苦しみの余り怒りばかりを叫んでいた私。

嫌いだったけど、それ以上に大好きだった私。

あなたのお陰で私は今、外で頑張っています。

ありがとう。




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