（画像）これはミニシロノワールである。繰り返す、これはミニシロノワールである

今、私はとても幸せです

昨日の私は怒りに震えていた。今朝の私は運が無かった。

心が狭かった。大切な用事で大失敗ばかりの災難だった。

愚かだった。愚かでみじめで救いようがなかった。

だが、今は違う。優雅に午後の珈琲を楽しんでいる。

今なら自宅に突然乗用車が突っ込んできても人さえ死ななければ慰謝料をふんだくったところで許してしまうだろう。

それはなぜか。

シロノワールを食べたからだ。

猛る炭水化物、おそらく沢山使っているバターマーガリンの類、糖質の塊ソフトクリームに糖質の塊のシロップをかけるという愚行。そして、トドメのチェリー。

一般的に、シロノワールは万病に効くと信じられている。

しかし、糖質制限中の「食べていいものリスト」にシロノワールが入っていないのはなぜだろう。世界の不思議だ。

それどころか、なぜかダイエットと血液数値には効かない。食べ過ぎと糖尿病になることが確実視されている。

はい、シロノワール（パンパカパーン）

私がドラえもんなら、落ち込んで泣きつくのび太くんにシロノワールを差し出す。

気分の落ち込みは、シロノワールで解決する。未来の道具に頼るまでもない。

とにかく、シロノワールは凄い。

シロノワールを食べたら一気に全てのマイナス要素がどうでもよくなり、脳内にセロトニンが雪崩のごとく流れ込んでくる。

要は、ハッピーになれるのだ。

マックのハッピーセットなんて目じゃない。ハッピー度合いはハッピーセットを軽く凌駕する。

幸せ過ぎてパッパラパーになって「シロノワール、運命の相手は君だったんだ」と勢いで婚活サイトとかマッチングアプリとか全消してしまった。

バチェラーだって、２０人の女性の中にシロノワールがいたら真っ先に「真実の愛はここにあったんです」とシロノワールを選ぶに決まっている。人類がシロノワールに勝てるわけがない。

シロノワールが相手なら水田さんも岩田さんも不幸にならない。みんなシロノワールを愛しているからだ。

ここまでくると、なぜ政府がシロノワールを禁止しないか不安になるレベルである。

コメダの本拠地・名古屋が日本を支配するための陰謀ではないかと怖くなってきた。

私が特撮ものの脚本家なら、シロノワールが大流行して大人達が仕事に行かずコメダに入り浸っている現象が世界征服を企む名古屋の仕業だった、という回を書くだろう。

シロノワールおいしい、シロノワールおいしい

シロノワールは美味しいが、儚くうつくしくもある。

シロノワールというのは刹那的な食べ物だ。

なぜならあったかいデニッシュに、ソフトクリームを載せる。

そのため、提供された瞬間からソフトクリームは溶け始め、あっという間に甘い牛乳水と化してしまうのだ。

もしかすると、これは室町時代のわび・さびも参考にされているのではないだろうか。

となると、吉田兼好の徒然草もシロノワールを参考にしているのかもしれない。

徒然なるままに、今日シロノワールとアイスココアを同時に頼んだらコメダの店員さんが凄い顔をしたりけり、とんでもない目にあった。いとあわれなり、という文面がいつ発掘されてもおかしくない。

シロノワールは白と黒（ノワール）から作られた造語、即ち陰陽。

それは、世界の全てである。更に、シロノワールは「温」と「寒」・食べることによって「有」と「無」まで表現している。

やはりシロノワールこそすべてだ。

そう、シロノワール、即ち宇宙である。

どんな星にも始まりと終わりがあるように、シロノワールのソフトクリームはあっという間に溶けてなくなってしまう。

シロノワールこそがこの世の真理なのだ。

さあ、シロノワールを食べて「世界」を感じましょう！

あやせさん、今日の記事、なんかぶっ飛んでませんか？

だから、シロノワールを食べたんだよ！

この記事が沢山読まれてシロノワールの良さが広まりますように。
あとシロノワールを食べるためのサポートをください。
そしてそろそろ憧れのコメダ珈琲店さんに認知されたいです。

【宣伝】

コメダのアイスココアやスタバの謎の飲み物もよろしくな！