見出し画像

【オシャレ】滅多にスタバに行かない小説家がスタバで仕事してきた

突然ですが、皆さんはスターバックスをご存知でしょうか。


そう、あのスターバックス。通称スタバです。

めっちゃ緑のロゴのスターバックスです。

今回は、そんなスタバで清水の舞台から飛び降りるようなことをしてきました。

そう――なんと、仕事をしてきたのです!!!!

あの仕事です。

Workです。メールを返したり、執筆作業をしたり、今年稼いだ財産を申告して税金を免除してもらったりするアレです。

今回は、そんな「スタバで仕事をすること」についてレポートを書きました。

■水戸はスタバがひしめいている


私はスタバにはめったに行きません。

普段はコメダ珈琲店か高倉珈琲にしか出現しません。

ピカチュウがトキワの森とはつでんしょにしか出現しないのと同じ仕組みです。

ピカチュウはいわやまトンネルにもおつきみやまにも出てきません。

スターバックスに行っても矢御とはエンカウントできません

じつに前回の記事から3か月ぶり。一度もスタバに行きませんでした。

にも関わらず、私の生活地域である茨城県水戸市にはなんと、スタバが6店舗もあります。多くないです? 

あのサイゼとかより多いんじゃないでしょうか。

というか、水戸駅の近くに1店舗、水戸駅に2店舗あります。

「密集してても勝てます!」

的なスタバの自信が怖いです……! 

スタバ、お前は三国でも統一する気か!

スタバは茨城県水戸市におけるコメダ珈琲にでもなるつもりなのでしょうか。

それとも、茨城に存在しないローカルテレビ局でも作るつもりなのでしょうか。

その店舗配置は狙いがわからずにとても怖いです。

そして茨城県民は「ちょっとおしゃれっぽいもの」が大好きなので、普通にいつも混んでます。

ちなみに星乃珈琲店もいつも混んでます。

水戸市民喫茶店行きすぎでしょ。

■スタバで仕事をする=怖い

そんな私は丸腰でした。

親切で親身な店員さんに話しかけられ、既に膝は生まれたての小鹿でした。

待ってる間、聞いたこともない、人名のようなコーヒーがおすすめされているノートを読みました。

スタバの店員さんはマメです。コーヒーだけに。


ちなみにコーヒーゼリーのフラペチーノを頼みました。

本来は憩いの場であるカフェでこんなに激しく震えるなんて、陰キャとはなんと弱い生き物なのでしょう

生態ピラミッドの底辺です。

なぜなら、スタバで仕事をする=Mac Bookだと思っているからです。

そんな私は

スタバにDynabookで乗り込んでしまいました。

冷静に考えれば、日本=忍者のような安直な発想なのですが、やはり怖いです。めっちゃ悪い事してるみたいな気持ちになってきます。

吸血鬼相手に丸太で戦うような心地です。あ、それは弱点か。

しかし、ビビッてしまってはMac Book勢に「ふふ」と嘲笑われてマウントを取られてしまうのが現代の人間界の掟です。

堂々としていなくてはいけません。

まずは椅子をスマートに引いて…………

ギギギギギギッ

椅子がそんな音を立てるなんて、小学生ぶりでした。

おのれスターバックス!!!!!!!!!

■パーティピーポーと葬式の民

21時を越えてきた頃、スタバにある変化が訪れました。

明るい人たちがめっちゃ入ってくる!!!!!!!!

地元・仲間・絆みたいな感じの人たちが談笑を始めるではないですか。

しかも、スタバにはコメダのような仕切りもありません。

大きなテーブルに腰掛ける私は完全に丸腰ですし、まるで丸裸にされているような心地です。

お、落ち着かない……!

しかし、この大きなテーブルに腰掛けている人たちはみんな何かの作業をしている人……戦友です!

彼らは仲間、きっと談笑をしている人たちを「くぅ~~~気が散る!!」と思って、頭をかきむしっているのでしょう……ちらり(盗み見る音)

イ、イヤホン……!

そう、彼らは歴戦のスターバックスソルジャー。

21時を回ったスタバがおしゃべりスぺ―スとなることを予測し、先手を打っていた。情報戦を制していたというわけです。

勝てる気がしない!!!!!!!

パーティーピーポーに対して、私の顔はどんどん死んでいきました。対義語である葬式の民です。

まさか、スターバックス内でこんなカーストが生まれているとは。

スタバは都会的どころか、とんだサバンナです。

私は気が散ると思いつつ、必死に仕事を続けました。

■あれ……?

実を言うと、今日の私のコンディションは最悪でした。

大分メンがヘラっていて、参りっぱなしで「今日は無理だ~~~」とのたまわっていましたが、終わってみれば結構作業が進んでいるのです。

普段ならラストオーダー後まで粘って店員さんに苦笑いされるコメダよりも、進んでいます。作業が進んでいます。

きっとこれも、大きなテーブルに腰掛ける戦友たちのお陰です。

長椅子……戦友……はて、この光景に覚えが……

鬼ごっこゲーム・アイデンティティ5だ!!!!


アイデンティティ5というゲームは、オンラインゲームでマッチングされた数名が、かりそめの戦友としてチームを組んで鬼から逃げ回ります。

ゲーム内での彼らは一蓮托生の戦友となるのです。

ほら、この画像、見てください。スタバの大きなテーブルと完全に一致します。

完全に今の私の状況です。

スタバはアイデンティティ5だった……!

ありがとう、戦友。ありがとうスターバックス。

スタバはどうしても急いで上げないといけない仕事がある場合、絶対に利用しようと思いました。

でも疲労が半端ない。コメダに帰りたい。


こちらの記事が面白かったらハートマークのスキボタンを押してもらえると励みになります。(スキは非会員でも押すことができます。)  サポート頂きましたら、そのお金でまたスタバにいこうと思います!

サポートありがとうございます! 頂いたお金は「私の進化」のために使わせて頂きます。私が大物になったその時はぜひ「矢御あやせは私が育てたんだ」と自慢してください!