それでも「3人」なんだ
文筆集団「チームど根性大根」の大洗執筆合宿は大きな満足とともに幕を閉じた。
合宿を経て、みんなが何かしらの答えやその欠片を掴んだ気がする。
チームど根性大根は、私、笹塚チェンさん、樽沢まりさんによって構成されているサークルのようなものだ。
3人は趣味の繋がりで集まったが、私は既にその趣味から離れてしまっている。
私はご覧の通り、エモ系とおもしろ記事の二刀流をメインとし、感情を持った文章を
笹塚チェンさんは作風が多いものの、総括すれば勢いの持ったズバッと切れ味の良い文章を
樽沢まりさんはゆったりとした、読んでいるだけで癒されるような丁寧で女性的な文章を
それぞれが得意としている。
笹塚さんは修正点発見の目がとにかく鋭く、樽沢さんは穏やかかつ知識が豊富だ。私は小学生の頃から人の良いところを見つけるのが上手い。
相互に助け合いながら文章を仕上げるのには良い3人組だと感じている。
3人でははじめての旅行だった。
3人は特別仲が良かったわけではない。大きな接点があったわけではない。
樽沢さんが「笹塚さんは何人かと書いた方がよさそう」と言ったことがきっかけで、「じゃあ私と樽沢でやろうよ」と提案し、チームが生まれた。
正直、チームとしてはあまり機能していない。
3人のnote投稿頻度はバラバラだし、知名度やクオリティもまちまちだ。
それでも、合宿中は何度も「この3人でよかった」と思った。
特に、樽沢さんの文章に編集を加えた原稿は何度も読み返し、何度もRTしてその存在を知って欲しいと思った。
樽沢さんの持つ「穏やかさ」という独自のテンポの文章の「心地良さ」がいかんなく発揮されている。
贔屓目で見なくてもいつもの記事よりもはるかに深度がある素晴らしい記事に仕上がっている。
名古屋に行ったら必ずハミルトンホテルに宿泊し、真似をしたい。
期間中、沢山の人にお世話になった。発見も多かった。気を遣ってすり減りがちな私が、「思ったよりも疲れなかった」。多少の疲れは仕方が無い。
私の合宿中のワークはテストライティング記事だったため、noteで発表することはないが、すごく良い記事ができた。
この記事さえあれば、すごく怖かった前に進むこともできる気がする。
私の大切なお守りだ。
叶うなら、必ずまた合宿という形で真剣に文章を作りたい。
私にとって、「チームど根性大根」は大切な居場所であり、誇りに思う所属先だ。
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