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フィールドリサーチレポートレポート_No.3 - コダマガラス株式会社xシーラカンス食堂

レポートの趣旨

YAOYA PROJECT2020では鯖江にて審査員の新山直広さんが代表を務めるTSUGIと3日間のフィールドリサーチを実施。

フィールドリサーチは「1.ものを見る」ための施設や工房の見学、「2.仕組みを知る」ための福井の事業者による講義、「3.言語化する」ためのクリエイターとの共同ワークという3つのポイントに注力し、リサーチの中で各社が目指したいブランディングの方向性を定めていきました。

参加した八尾の事業者やクリエイターは鯖江でどのようなことに気づき、またなにを発見をしたのか?それぞれの言葉でレポートとしてお届けします。

鯖江のフィールドリサーチを通して感じたこと

ライティング:児玉 雄司

▼株式会社コダマガラス
https://kodama-glass.co.jp/

生き残りをかけてされている各社の取り組みについて、役に立つ製品であることと同時に、 それぞれの会社さんにしかできない意味のある製品にするためにどのようなアプローチの方法があるのかを学びました。
  
具体的には「色のバリエーションの展開とその意味付け」、「製品開発の背景、ストーリー」、 「この世に一つしかないもの」、「自然の物を使い自然と共に作られたもの」、「高級品と日常品」「手加工と機械加工」の使い分け、「職人の技術を磨き続ける仕組み」であったと思いま す。

森ハウスさんの講義では、社会生活において主体的に行動することを求めたり求められたりすることがあるが、”主体的に行動するということをやらされる”のは、もはや主体的ではないのではないか?ということばが印象に残りました。

会社のブランディングを進めていくにあたって、自分自身の思考が、業界の常識や社会のル ールによってそう考えるように慣らされているかもしれないという疑問を持って、違う角度からもう一度考え直す作業も必要だと感じました。

今から進めていこうと考えていることが、「心の底から正しいと思っているまたはしたいと思っていることなのか」、「社会や業界または社内の常識にとらわれていないか」、「本当に必要とされていることなのか」心を真っ白な状態にして考え直すことで、われわれにしかできない意味のある事業や製品を開発することができるのではないかと感じています。 

▼シーラカンス食堂
https://www.c-syoku.com/
YAOYA PROJECTはフィールドリサーチを経て、いよいよプロダクト開発が始まりました!

今後もnoteなどでプロジェクトの進行をお知らせしていきますのでお楽しみにどうぞ!

YAOYA PROJECT2020 フィールドリサーチ


▼訪問・講義でのご協力先(敬称略・五十音順)

・ataW
https://ata-w.jp/
・五十嵐製紙
http://www.wagamiya.com/pro/in…
・うるしの里会館
https://www.echizen.or.jp/urushinosatokaikan
・エーリンクサービス
https://www.a-linkservices.com/
・SCC
https://sabae.cc/facility/
・KISSO
http://kisso.co.jp/
・錦古里漆器店
https://sabae-job.jp/kinkori-shikki/
・漆琳堂
https://shitsurindo.com/
・TSUGI
https://tsugilab.com/
・TOURISTORE
https://touristore.jp/
・PARK
https://www.parksabae.com/
・Hacoa
https://www.hacoa.com/
・森ハウス
https://liverty-house.com/directories/morihouse

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