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#猫の恩返し 1日目

名前はどうする?

家に帰ると段ボールの中で小さく身を潜めている子猫が丸まっていた。

怯えている??いや違う、うちの子供たちが覗き込んだり、触ったり、ダンボールをゆすったり興味津々、子猫にとってはさぞかし恐ろしいことだろうと思ったが、カンパチ入れずに嫁さんが事の発端の説明をしてきた。

買い物した後にスーパーの駐車場からでる時に、前の車にぶつかったのかフラフラした子猫を発見。出勤前だったが、ここで通り過ぎると後悔すると思ったみたいで一旦保護をして、スーパーの方に預かってもらい仕事終わりに受け取りに行った。

受け取り後、動物病院で見てもらって骨などに異常がなかったので点滴と、ダニ除けの処置をしてもらって帰宅してきたそうだ。

嫁さん曰く、動物病院での診察とかお金いくらかかるか分からないので内心ヒヤヒヤしていたそうだが、病院側のステキな配慮で2000円でいいと言ってくれたのが嬉しかったと。

これからどうする?

とりあえず様子見だと動物病院の先生が言っていたので段ボールに入れている。でも子どもたちが興奮して収拾がつかない状態で、自分が帰宅した状況だそう。

子どもたちは子猫の名前を『チビ太』と名付けていた。なんでと聞くとパパが名付けたからと、いや『チビ太』は長女の通学路途中に出食わす犬がいて勝手に私がチビ太と名付けて、子どもたちに学校の登校を楽しんでもらおうと思ったからである。

子どもたちに『じゃあ、あの犬はどうする名前』と聞くと、『チビ太郎でいいんじゃん』成立した。

ひょんなことから家族の一員となった子猫のチビ太。でもこのアパートでは動物は買えない。里親を探すミッションも加わった。

続く


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【チビ太が食べてくれたご飯】


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