見出し画像

2017年私的ベスト10

【週報】2017.12.18-24

ごあいさつ

 こんにちは、うさぎ小天狗です。
 いよいよ今年も残すところあと数日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 コミケに参加される方、自宅でくつろがれている方々、そして年末年始を働いて過ごされる方。それぞれ共通するのは、一年お疲れ様でしたということです。

2017年を振り返る

 今年一年を振り返ると、様々なことがあったものだなあと思います。
 ヤラカシタ・エンタテイメントがこのnote上にサイトを作ったのが二月
 五月には、私事ですが、祖母が亡くなりました
『ニンジャスレイヤー』音楽イベント「H.M.C.4 -生き残り達が同情-」に参加したのも五月でした。
 九月には、先年に亡くなった、友人であり、弊サークルがらみで活動をともにした盟友でもある、篠@やさすいマグロ氏のお墓参りをすることができました
 十月には、これまでツイッター連載や、同人誌に寄稿した『ニンジャスレイヤー』二次創作原稿の大半をnoteに移行することが出来ました。
 以後は、よんどころない事情で活動を縮小していましたが、他サークル同人誌の編集補助などを行い、今月のこの週まで、ヤラカシタ・エンタテインメントは活動をつづけてこれました。

 振り返って思うのは、今年はぼく個人にとって、これまでになく「諸行無常」を感じた一年であったということです。
 親しい人との別れ、周囲の環境の変化、そしてぼく自身の変化。それらを経過することは、すべては不可逆なものであり、流れていく時の中に変化しないものはないという、知識としては頭のなかにあってもそれだけだったこの世の原則を、実感として受け止めることにつながりました。
 それは、弊サークルの活動の根幹にある、『ニンジャスレイヤー』という作品にかんしてもそうでしょう。激動の第三部が幕を閉じ、新しい物語が始まりました。すべてのものが動き続け、代わり続け、同じ場所にとどまらないという、鴨長明の言葉は、この大河ストーリーにも当てはまるものでしょう。
 そのほとんどをぼくはまだ読んでいませんが、そうさせている様々な事情も、いつまでも同じではないでしょう。

 そうした感慨の中で、ヤラカシタ・エンタテインメントの活動はありました。詳しい活動報告は、先週のコスギ・タンゲくんの週報で行ってもらいましたが、サークル主催として、改めてみなさまにお礼申し上げたいところです。

今年一年ご愛顧いただきまことにありがとうございます。

ベスト10が好き

 さて、先んじてコスギくんに活動報告を行ってもらったのには理由があります。
 それはベスト10! 今年触れたいろいろなコンテンツに対する、私的ベスト10を発表したかったからです!
 なぜといえば、ぼくはベスト10が大好きなんです。多数の対象から、たった十個を選ぶ。そこにはさまざまな選者の気持ちが介在します。一つ一つの作品を表する言葉を聞きながら、十個を選んだ事情について考えていくことは、結果的に選んだ人の気持を読むことになります。この人はこういうものを楽しんだんだなあと考えるだけでなく、こういうふうに選んだのかなあと想像することで、十個の点をつなぐ線を理解することは、選者をより深く知ることにもなるでしょう。
 そして、それを好むということは、それをしてみたいと思うことでもあります。人間の営みとは、好ましきを再現し、その中から自分なりのやりかたを見つけていくことです。好きだからやる、これ以上に原初的で、強い理由付けは、我々の歴史にはありません。

 というわけで、以下にベスト10を三つ用意しました。この記事が公開されてから一日二、三件ずつ公開していく予定です。

・2017年小説ベスト10

・2017年映画ベスト10

・2017年マンガ&書籍&映像作品ベスト10

終わりに

 以上をもちまして、2017年のヤラカシタ・エンタテインメントの活動は終了します。
 来年もいろいろ楽しいことをしたり、発信していけたらと思います。
 現在確定している活動としては、

2018年2月17日「H.M.C.6 -ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ-」

 となります。
 約一年ぶりのDJ参加! しかも今回で六回目を数えるイベントであり、特別ゲストとしてあのほんやくチームも参加とくれば、ここでもまた「諸行無常」の時の流れを感じずにいられません。

 というわけで、こんかいの週報は、この言葉で〆させていただきたいと思います。

今年一年

ありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。

(うさぎ小天狗)


イラスト
『ダ鳥獣戯画』(http://www.chojugiga.com/

いただきましたサポートは、サークル活動の資金にさせていただきます。