3月の“月記”
お誕生日にトークライブをやって始まった3月。
このnoteを読んで、本当に味噌田楽を持ってくる人がいるのではないかと結構心配していたが、杞憂に終わった。皆さまありがとう。
事務所ライブに苦戦したり、新道さんに謝られたり、座・高円寺だったり、作戦会議したり、ピンネタやったり、大宮とかルミネとか行ったりきたりしながら過ぎた3月は、K-PROさんの力を借りて行った『決起集会』で終了。
僕の心に残った言葉と共に少し振り返ろうと思う。
“一番ダメージを受けいるのは僕なんだから、責めないでほしい” (馬鹿よ貴方は 新道辰巳)
前回大喜利ライブに主催にも関わらず寝坊で来なかった事を謝るライブでの新道辰巳さんの言葉。
謝るライブでの発言としては不適切だが、言ってる事は分からんでもない。
何かミスが起きた時、容赦なく責め立てる事だけが正義ではない。まあ、ミスした張本人が言う事ではないが。
“お客さん笑かしてるうちはまだまだやで。漫才師やったらサンパチマイク笑かさなあかん。” (なすなかにし)
座・高円寺でのケープロライブで舞台前のなすなかにし先生のお言葉。話しかける度に有難いお言葉が頂ける。
中西先生は後輩の漫才を見て感心した時、褒める代わりに「サンパチも喜んどったな」とおっしゃるし、那須先生は常々「強い漫才しいや。」と言ってくださる。
何言うとんねん。
辞めるわ〜!(シャイニングスターズ・ヒロタ)
僕の同居人、ヒロタさんが家に帰ってくるなり放った一言。
あまりに軽く言うのでバイトでも辞めんのかと思ったら芸人を辞めるらしい。17年の重みを全く感じさせない軽快さがヒロタさんの持ち味だ。
ヒロタさんにまつわる話を山のように持っているが、もうどこでも使う機会が無いので後日noteに書き連ねようと思うので乞うご期待。
“俺の事はええわ!努力の事は馬鹿にすんなよ!”(エルシャラカーニ 清和太一)
オンバト20周年特番に折角出られたのにオフエアだった。その打ち上げで朝4:00頃に飛び出した漫才の金言。
出場者の中で最も芸歴を食っていて、芸人審査員に知り合いも多いはずの我々が叩き出した『黄金の373キロバトル』をしこたまいじり倒した先輩方が、ヤーレンズに飽きて次にいじりだしたのが清和さん。
「清和さんはあんだけ努力してるのに報われていない。」
「清和は努力を愛しているのに努力に愛されていない」
「努力なんかしない方がいい」
と散々言われた後に飛び出した前田敦子的発言。SIW48誕生の瞬間である。
ネタ合わせかと思った。(ヤーレンズ出井)
オンバトのネタ収録直後に舞台を降りた僕の一言。
ネタをしている最中、あまりに反応がないので2人でネタ合わせしてるのかと思って客席に目をやると、仲の良い先輩方がずらりと並んでいた。2人じゃなかった。
先輩方は皆一様にニコニコして優しい眼差しで僕たちを見ていた。その時に気づいた。あ、オフエアだ…と。
しかし、これだけは言わせてほしい。
我々は確かに373キロバトルだったが、
373はどこで区切っても必ず素数と素数に分かれる最大の素数である。
どこで区切っても素数-1グランプリなら優勝だったけどな!
コーヒーが飲みたいです。