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嫌いな言葉9選


『世界線』

嫌度★☆☆☆☆

ここ数年で一気に聞く様になった言葉。なんかもう市民権得ている感がある。そんなに嫌じゃないけどちょっとだけ引っかかる。


『○○界隈』

嫌度★☆☆☆☆

ちょっとだけ嫌。「界隈の噂になっている」とか「○○界隈で人気」とか。個人的には属している「お笑いライブシーン」も言い方的にはちょっと嫌なんだけど、「お笑いライブ界隈」の方が嫌だから背に腹はかえられぬという事で「ライブシーン」を使っている。類語で『○○クラスタ』も。


『チル』

嫌度★★☆☆☆

チルアウト、チルしてるなど。シーシャ吸ってる自撮りと共に載せがちな文言。お陰でシーシャ吸いづらくなった。(吸うんかい) 要は『リラックス』の言い換え。この間読んでいた雑誌に「チルな時間はハードワークの後にしかおとずれない」と書いてあった。怖かった。


『初手』

嫌度★★☆☆☆

色んな場面で耳にするので、多分そこそこ汎用性高いんだろうなと思うけど、なんか恥ずかしくて使えない。多分始まりは将棋やチェスで、言葉としては相当古い筈だし、そういう対局的な場面(ゲームなど)で使われるのは分かるが、ここ最近は何気ない場面でもよく使われる。


『サイコパス』

嫌度★★★☆☆

多分そんな気軽に使っていい言葉じゃないと思う。


『ハレルヤ』

嫌度★★★☆☆

キリスト教において「神を賛美する」「主を称えよ」という意味の言葉。異教徒であれば気安く使って良い言葉じゃない。「アッラーを称えよ」とか気安く言わないだろ。


『オオタニサン』

嫌度★★★★★

完全に論外。「大谷翔平」或いは「大谷選手」と書けばいいものを、なぜカタカナでオオタニサンと書くのか。

何より意味が分からないのは、誰だってアメリカで活躍すれば敬意を込めて「○○サン」と呼ばれる。つまり「マツイサン」「イチローサン」でもあった筈なのに、何故大谷だけこんな書かれ方をするのか。勝手にスベらされて失礼だ。

何故現地の言い方に倣う必要があるのか。それなら『ラリアット』の事も『クローズライン』と呼ぶべきだし、『サソリ固め』のことも『シャープシューター』と呼ぶべきだ。


『ショータイム』

嫌度★★★★★★

大谷翔平が活躍した時に使われる文言。全くもって意味が分からない。ヤバ過ぎる。『翔平』でなく『翔太』ならまだ成立するが、ショーしか合っていない。

アメリカでそう言われている分には何の問題も無い。言葉も違うし、現地のセンスでそれが成立しているならいいと思う。が、それを嬉々として引用して使う日本の報道は問題だ。メディアは正常に機能していると言えるのだろうか?

そう言えば大魔神・佐々木主浩がマリナーズで活躍した時もセーフコ・フィールドの電光掲示板に『KAZUMAJIN』とか意味分かんない文言出てたな。


『リアル二刀流』

嫌度★★★★★★★★

大谷翔平がピッチャーとバッター両方やる日に用いられる言葉。まず言葉として成立していない。普段DHで出場する大谷を『フェイク二刀流』と言っているのなら分かるが、誰も言っていない。「本日は打者としてのみの出場。フェイク二刀流ですね。」とアナウンサーが言っているのを聞いた事がない。

リアルとは何なのか。大谷翔平は常にリアルであり、フェイクの時間などない。

そもそも投手打者両方やる事を二刀流という意味が分からない。野球選手は打撃と守備をするんだから全員二刀流じゃないのか。宮本武蔵は刀を両手で持って戦ったが、大谷はバット一本じゃないか。一刀流だ。

坂東英二の様に野球と副業の二刀流ならまだ分かる。いや、分からない。それは『二足の草鞋』だ。



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