見出し画像

【るってぃさんインタビュー】”多様な働き方をする100人を取材して発信したい!”プロジェクト

生き悩んでる人の方が「今、幸せ!」っていう人より全然多いんだなと思って

あなたは今の働き方、生き方を心から「幸せ!」と言えますか?

「今やってることは、本当に自分のやりたいことじゃない。」

「そもそも自分のやりたいことが分からない。普通に就職するしか選択肢が無い。」

このように息苦しさを感じている人は多いのではないでしょうか。

私自身、そんな不安や息苦しさを感じていた時にるってぃさん(@rutty07z)のことや、  ”多様な働き方をする「100人」を取材して発信したい!フォトブックを作って届けたい”プロジェクトのことを知りました。

今回の記事は、こんな人に是非読んで欲しいです。

・プロジェクトやるってぃさんの今後の展望について詳しく知りたい人
・今の働き方に疑問を感じている人
・今後、自分でクラウドファンディングをやってみたい人

きっとこの記事を読み終わった頃には、あなたはわくわくして、自分のやりたいことに挑戦したくなります。

るってぃさんのプロジェクトに込めた熱い思いを聞いてきました。


プロジェクトを始めたキッカケ

——るってぃさん、今日はよろしくお願いします。

るってぃ:よろしくお願いします!

——るってぃさんはこれまでにも2回、クラウドファンディングで働き方の取材をされてますよね。

るってぃさんのこれまでのクラウドファンディング▼

アメリカの起業家・フリーランサーに取材し、最先端の生き方・働き方を勉強したい!
クラウドファンディングでヨーロッパを取材し、多様な生き方を発信したい

——今回改めて「100人に働き方を取材しよう!」と考えたキッカケは何だったんですか?

るってぃ:インタビュー記事を、僕がやってるブログ「プロ無職」の軸にしようと以前から考えていて。

それで、ヤるサロンのメンバー中心で取材をやってたんですけど…何か、ダラダラしちゃうんですよね。

——なるほど。

るってぃ:だからここは一発「100人に取材する」って決めて、企画にしたんです。

それに、クラウドファンディングにすることで支援してくれる人も巻き込めるので。


「現場主義」で世界観にこだわって、多くの人に届けたい

——今回のプロジェクトでこだわってることは何ですか?

るってぃ:「現場主義」を大切にしてますね。ちょっと無理してでも100人全員、現地まで行こうと思っていて。海外の人も、全て海外まで行こうと思ってます。

——100人全員ですか!?それは凄い…!

るってぃ:あとは、世界観ですね。今回、写真にめちゃくちゃこだわってます。

——リターンのフォトブックのためですか?

▼リターンのフォトブック(イメージ)

るってぃ:それもあるし、今回このプロジェクトを通して、自分たちのレベルを上げたいんですよ。

今まで写真はiPhoneで撮ったりしてたけど、今回はちょっと予算をかけてでもヤるサロンにいるカメラマン、やのたく(@takumiYANO_)とかを中心にお願いしてます。

日本トップレベルのライターとかインフルエンサーって呼ばれる方たちの記事は、世界観にも徹底的にこだわってるから。

——より多くの人に届けるためのこだわりなんですね。


学校は大切なことを教えてくれない。「じゃあ、自分たちで発信して変えていくしかなくね?」って

——フォトブックは、教育機関にも届けていくんですよね。るってぃさんが教育について考えたキッカケって何だったんですか?

るってぃ:元々僕は、教育とかあんまり興味なかったんです。普通に小中高大と通って、卒業して就職したんですけど。

大学4年生の時にニューヨークへの留学で初めて海外に行った時に、色々感じたことがあったんです。

これまで当たり前だと思って生きてきたことが全然当たり前じゃなくて、むしろ「日本、かなりおかしくね?」みたいな。

それで社会に出てみたらやっぱり、生き悩んでる人の方が「幸せ!」って言う人より全然多いんだなと思って。

——確かに…共感します。フリーランスになってからも、そう感じますか?

るってぃ:そうですね。これまで講演で地方に行ったり、本当に色んな人と会って話してきたんですけど。

「今、幸せ!」って自信満々で言える人より、「明日仕事いきたくない…」とか「本当は好きなことを仕事にしたい」って言ってる人が多かったんですよね。

るってぃ:あと、確定申告の時に「自分、お金のこと全然知らないよな」って感じて。

——普通に会社員してると、お金のことを知らないで過ごせてしまいますもんね。

るってぃ:そう。学校ではお金のことも教えてくれなかったし、「大切なことを全然教えてくれてない」と感じて。「じゃあ自分たちで発信して、変えていくしかなくね?」って。

だから、このプロジェクトは「若い子たちにフォトブックを届けたい」っていう方に焦点が当たりがちなんですが、それだけではなくて。

大人、先生たちに対する教育っていうのも、僕はやりたいですね。地道な活動で、大人たちの価値観も広げたいです。


色んな働き方の選択肢を見せて、常識をぶち壊す

——このプロジェクトを通して、どんな社会にしたいですか?

るってぃ:今って、既存のレールって言われている働き方・生き方があるじゃないですか。「良い大学行って、良い企業就職して」みたいな。それを否定するつもりはないんです。

でも、例えば誰かが「YouTuber目指す!」って言ったときに誰もそれをバカにしない世界にしたいんです。

——共感します。今はまだまだ、レールから外れた新しい働き方はバカにされることが多いですよね。

るってぃ:うん。僕もさんざん言われたしね。今ですら「え、ブログって稼げるの?」とか。だから今回のプロジェクトは100人だけど、今回が終わっても全っ然、取材は続けていくつもりで。

1,000人、2,000人とやって、色んな働き方の選択肢を見せたいです。

そうすれば、周りから「そんな働き方ねえよ」とか「そんなんで食えるわけないじゃん」とか言われたとしても、「いやいや、いるから!先人が!」って言えるから。

子どもたちが「あれになりたい」「これで食えるようになりたい」って言った時に、「そんなのできっこないよ」っていう大人がいなくなるように、僕は願いますね。


地域を変えるリーダーを作りたい

——記事やフォトブックの読者に、具体的に一歩を踏み出してもらう方法はどう考えていますか?

るってぃ:数をこなしていくしかないとは思ってます。今回100人が記事を読んだとして、その中の1人でも動いてくれれば、それを100回繰り返せば100人が動くから。

あと、このプロジェクトをきっかけに実際に動き始めて結果を出した1人がその地域でコミュニティを作り出すと思ってるんです。

——ああ、なるほど!巻き込んでいくんですね!

るってぃ:僕もフリーランスを1年やってから、ヤるサロンをあんちゃ(@annin_book)と始めたんですけど。

今150人くらいが入ってて、上手く行き出してる奴も増えてるんです。

だから今度はその人たちが、オンラインサロンとかコワーキングスペースを始めたりっていう。リーダーを作ることで、そのリーダーがまた地域を変えていく。そういう連鎖が起こると思ってます。


今回できた関係を、面白いプロジェクトにつなげていく

——100人取材の終了後、取材した100人全員を集めてイベントをされるんですよね。支援者の方も、生で働き方を聞けるんですね!

▼「働き方」をテーマにしたトークイベント

るってぃ:そうですね!100人全員の取材が終わってからなので、来年になる可能性もありますが。

あと、例えば取材した方の中から10人くらいスケジュールの合った人と一緒に学校を回る、とかも考えてます。100人を紹介したフォトブックも持ってね。

るってぃ:とにかく来年以降、このプロジェクトでできた関係を活かして、100人の人たちと面白いソーシャルグッドなプロジェクトができればいいなと。

100人は本当に、自信を持って紹介できる人たちなので。面白いことができると思います。


クラウドファンディングで成長してきた

——今回のプロジェクトはAll-or-Nothing(目標金額150万円を達成しないと1円ももらえない)で挑戦するんですよね?

るってぃ:3回目のクラウドファンディングから、All-or-Nothingでやってますね。

ただ、これまではなんか保険のAll-or-Nothingだったなと。

——どういうことですか?

るってぃ:例えば、ヨーロッパに行くクラウドファンディングをやった時は、目標金額を50万円に設定してたんです。でも50万円をクリアすることは余裕で分かっていて、実際1週間でクリアしたんですね。

僕の心の中の目標は100万円だった。だけど、100万円を達成しなくても50万円はもらえる。

だから今回は、いきなり150万円を目標額にしたんです。今まで僕、MAX100万円までしか集めてないのに。

——それは、自分にプレッシャーをかけるためですか?

るってぃ:そう。ここで目標額を100万円にしてしまうと、絶対達成できると思ったので。自分がいけるであろう目標の、ギリギリ上を目標にしないと成長しないから。

——すごい。このプロジェクト自体が、メッセージになってますよね。「難しいかな?」っていうところにあえて挑戦していくっていう。

るってぃ:ああ、そうですね!

僕のフリーランス人生は本当、クラウドファンディングで成り立ってきたんですね。

クラウドファンディングするたびに新しい体験ができて成長して、それを繰り返してきたので。

あと、学生に「クラウドファンディングっていう手段がある」っていうことを伝えたくてやってるのもあります。

「るってぃって奴、何かよく分かんないけど、クラファンとかやってたな」と思ってくれれば(笑)

——学生が何かを「やってみたい!」って思った時の選択肢になりますね。

るってぃ:実際「るってぃさんを見てクラウドファンディング始めました!」って人が増えてきたんで。これからも、地道にやっていくしかないと思ってます。


とにかく面白い人たちと会いたい

——プロジェクトページに「インタビューの90人目〜100人目は、自分たちの想像の範疇を超えた人たちに会えたら」とあったんですが、そう考えたのはなぜですか?

るってぃ:フリーランスで活動してると、どんどん自分の考え方とかつるむ人が小さくなってくるんですよ。思考がフリーランス寄りになってくる。

「教育業界は狭い」とか言ってるけど、僕たちも一緒なんですよね。

るってぃ:「常識」がどんどん作られていっちゃう。

だから、定期的に自分の常識とか固定概念をぶっ壊すことをやんなきゃいけないと思ってるんです。

——なるほど。じゃあ、今ここで思いつかないような人ってことですね。

るってぃ:そうですね。とにかく「面白い社会・未来を作りたい」とか、各業界でユニークな働き方をしてる人っていう軸がブレなければ、もうほんとに誰でもいいんです。アイドルや芸能人でも、障害を持ってる方でも。

あと、プロジェクトのリターンでインタビューして欲しい人を推薦できる権利を出していて。

▼インタビューして欲しい人を推薦できるリターン(イメージ)

るってぃ: 既に結構推薦が来てるんですけど、これがめちゃくちゃ面白くて。

え、何この人!?

てか、この働き方何!?

みたいな。

——へえ〜!例えばどんな人ですか?

るってぃ:なんか「フランスでホームレスしてる日本人の侍」とか。

——えっ!?(笑)

るってぃ:「誰!?」みたいな(笑)

るってぃ:だから、自分たちで100人決めちゃうと面白くないんですよ。自分たちの「常識」で選ばれた人になってしまうから。ライターさんだったり支援者の方だったり、他人に選んでもらおうと。

もちろん、GOサインを出すかは判断次第ですが。できる限りは取材したいと思ってますね。


今後について

——先ほど取材対象の方との関係づくりについての話があったんですが、支援者の方や読者との関係づくりは何か予定されていますか?

るってぃ:今後、例えばフォトブックを持ってる人じゃないと入場できない展示会とかやりたいなと思ってます。

例えば大きいイベントブースを借りて、取材した100人の写真を貼ったりとか。

——わあ、面白そうですね!

るってぃ:あと、フォトブックを読んで実際に行動を起こした高校生を、僕たちが取材してドキュメンタリーにしたりとか。来年再来年の話にはなるんですけど。そういうのは、ぼんやり考えてますね。

——支援者や読者の方とも、長いスパンで関係を作っていくんですね。

るってぃ:そうですね。本当に、このプロジェクトはかなり長期的ですね。


終わりに

違和感をそのままにせず、本気で「社会を良くしたい」と考え行動していること。

戦略を持って、周りを巻き込んで全力で走っていること。

それができるるってぃさんだから信用されるし、これまで何度もクラウドファンディングを成功させてきたのだなと思い、同世代としてとても刺激を受けました。

今回直接インタビューする機会を頂いたことで、自分の肌で感じられたのは大きかったです。

あなたは、周りの人に「自分の思い」「やりたいこと」を語れますか?

このプロジェクトは、子どもたちが多様な働き方を知るのはもちろん、るってぃさんのプロジェクトに対する姿勢や思いを実現させる過程そのものが、大人たちの生き方も変えてくれると思うのです。

あなたもこのプロジェクトを支援して、一緒に楽しく働ける社会にしませんか?

そしてヤるサロンに入って、一歩を踏み出しませんか?

今回のクラウドファンディング
多様な働き方をする「100人」を取材して発信したい!フォトブックを作って届けたい

文/取材・きょん(@kyonchan_kyon)
写真・みすけ(@mizunote_net)/スズキ(@acogale)
協力・ロップ家

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?