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❷出版社への持ち込み

 出版、持ち込み、でググりヒットした某大手出版社にメールを送る。企画書と呼ぶにはあまりにもお粗末なファイルも忘れずに添付。

そしたら
「電話で話しましょう」
との返事。


13社

あのハリポタ作者が出版にこぎつけるまでに持ち込んだ出版社の数、だ。
まさかの1社目でのヒット?!
俺、JKローリング超えちゃった?!

そして電話の日、意味もなく正座して着信を待つ。
電話をくだすったのは、G社ナントカの方。Gを冠しているからには、G社の関連会社だよねきっと。




で、話をよくよく聞いてみると
自費出版やないかーい。
そりゃあ丁重に扱われるわ。
ビジネスパートナーというより大事なお客様だからな
まぁよくよく見なかった俺も悪いが、そのサイトには自費出版とはっきりと書いてないのね。最低でも300万掛かるってさ。
このG社ナントカの話ではないが、出版をめぐるトラブルは多いらしい。出版する際は自費出版か商業出版か印税はいくらかとかちゃんと確認したほうがいいみたい。
商業出版といいつつも本の買取を求められるケースもあるからこれも注意。

というわけで気を取り直し、再度持ち込み先探し。
ダメ就活生あるあるの大手信仰から脱却し、出版社の属性と出版物の傾向を吟味した上で、俺の書きたいことと書けそうなことが少しでも重なっている所を探してみた。

ほら、全部とは言わないけど大手って知名度と金にモノ言わせてとりあえず有名人に本出させて短絡的なヒットばかり狙ってる感があるじゃん?
うん、ただのオサーンのヤバみな僻み嫉み恨み辛み妬みなんだけどね。

そして見つけた一社。そこは作品募集は特にしてないようだったが、そこのメールアドレスを探し【企画持込】と題して例のなんちゃって企画書を送付。

数日後、返信が来た。

俺が書いた3つのタイトル案の一つを挙げて、「この中でいうならこれですが、内容次第ですね」的な回答だった。
素っ気ないが、ちゃんと目を通して一応意見も言ってくれたのが嬉しかった。見方によっては展望すら感じられる。

というわけで、持ち込みプロジェクトは一旦中止し、とりあえず書いてみることにした。


❸LINEオプチャにて


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