「うわー、英語喋れるんですねー！」

何ともイラッとする一言だ。喋られるのではなくて、喋らざるを得ないのだ。生活する上でも、仕事する上でも。

実は……、喋らなくてもなんとかなる。でも、なんとかなってしまうヒヤヒヤした感じで毎日過ごしたいのかい？という話だ。

英語なんて言語だ、ここがスペイン語しか通じないならスペイン語喋れてたんだろう。中国語と英語が入れ乱れてる文化圏だから両方使っているだけ。必要ないなら使わない。

実は、言語なんてそんなもんだ。だから、言語を学びに行きたいんです！というのを第一義にしている人が意味分からん……。シンガポールはビジネスの街だ。ここで出会う日本人も、外国人も、シンガポーリアンも押し並べて優秀だ。

そんな人普通に会えないよね？という職位の人と恐ろしいぐらい頭キレる人がいっぱいいる。英語喋るって事はその層にリーチするための第一歩。理由もなく、英語喋らなきゃいけないから頑張ろう！はだいぶと謎塗れだね。

何したいの？それに応えられないなら何やってもおんなじだと思ってる。あなたにとって、外国語を学ぶ意味って何？？