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ヤサカカラーが出来るまで

こんにちは、彌榮自動車note編集部です。

今日は弊社Twitter担当者から「どうしても伝えたいことがあるんです!」と言われ、今回この記事をお願いすることにしました。

ちなみにTwitter担当が大好きなもの「平安時代」。

先日はこの記事でバズってました。

ということで平安時代について造詣の深いTwitter担当が調べた「ヤサカカラーが出来るまで」について、お楽しみください。

ヤサカカラーが出来るまで。

そもそも何故このテーマなのか。
それは先日Twitterで二葉タクシーの代替えについてお話しした際にヤサカカラーのジャパンタクシーと言っていただいたことがとても嬉しかったからです。

せっかくならば、このこだわりを伝えたい!とブログの乗っ取りを計画しました。(普段はTwitterを担当しております)

皆さんはジャパンタクシーで販売されている車のカラーが深藍、ブラック、スーパーホワイト(白)の3色のみだという事をご存知でしょうか?

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画像の真っ白のジャパンタクシーが弊社に納品されます。
ここから自社工場でヤサカカラーのタクシーへと進化するのです。
いったいどうやって?
何故そんなに手間のかかる事を?
その方法と理由をお伝えしていきたいと思います。

納品された真っ白のジャパンタクシー。まずは車内の配線を行います。
タクシーメーターや、決済端末、無線配車の為の羽子板に無線機、空車板や行灯など、こいつ何を言っているんだ?と思われるほどたくさんの物が取り付けられます。

タクシーは小さなお店。
車輌一台で、お迎えにあがりサービスの提供からお支払いまでの全てを行います。その分必要な道具もたくさんあるのです。

そして塗装へ!と思っていたのですが…
なんだこれは…

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ドアがない…
ヘッドライトは?バンパーは?
ウォッシャー液のタンク丸見えですよ?
自動のスライドドアって外せるんですね…

衝撃的なお姿でした。
組まれて出来上がったきた物をこんなに分解していいのかと…

さてさてそんな悲惨なお姿になられたジャパンタクシーさん。
まずは1度目の塗装が行われます。

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おぉ!よく知るカラーが施されている部分があります。
ドアを開けると細部までバッチリです。
職人技ですね。
そらドアも外さないと出来ない。

日を置いて2度目の塗装へ
知ってる!担当その状態はよく知っていますよ!

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2度の塗装でカラーリングが完了します。
こうなるとうずいてくるのは、早く三つ葉のマークをつけて欲しいという欲望。

しかしヘッドライトを取り付け、バンパーを取り付け、再度配線の作業を行います。
それと並行して、真っ直ぐ歪まないように丁寧に三つ葉のマークやヤサカのロゴが貼り付けられます。その他のパーツもペタペタと!
そうこうしてヤサカカラーのジャパンタクシーが完成するのです。

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他の作業(点検や定期検査等)との兼ね合いもあり、1台あたり約2週間ほどかけて作業を行っているそうです。

ここまでお読みいただき、きっと思われた。担当もちょっと思った。
なんでそんなに手間もコストもかかることを?

それはヤサカカラーと呼んでいただいた、溜色という赤茶にみえるお色に強い思い入れをもって、使用しているという背景があります。
溜色については見聞の深い上司からまた語ってもらおうと思います!

意外と手間暇のかかっているヤサカカラーのジャパンタクシーへのご乗車お待ちしております!

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