見出し画像

「量 vs 質」 から 「量をこなし質を語る」 へ

質を上げるためには量が必要。
量をこなせば質があがる。わけではない。
量をこなし考えることで質を高めるにつなげる。

タイガース掛布の素振りのエピソードも思い出しましたね。

その掛布雅之氏が阪神の独身寮で、寝る前に毎日500回バットを振っていたエピソードがあります。
このおかげで、ミスタータイガース、掛布になれた、って言われているようです。
毎日500回、すごいですよね。

でも、掛布氏曰く、プロになったら毎日500回ぐらい全員素振りしているらしいんです。
ということは、それはプロの世界では、毎日500回の素振りは、努力とは言えません。
意味なく500回素振りしたら腕が太くなるだけです。単なる筋トレ。

掛布氏は、この500回の素振りの中で、1回1回イメージするようです。
どのピッチャーがどう投げて、何球目で何を投げるか。
それらを意識してイメージし、それを500回繰り返すっていう人間と、ただただ一生懸命スイングを早くしよう
と思って振ってるのとでは、全然成果が違いますね。

つまり、単に努力だけでは成果はでないんです。

単にしんどいだけ。もっときつい言い方をすると、仕組みのない努力は、成果を出せない言い訳に過ぎないと言えると思います。
仕組みを意識できないから、努力でごまかしている。
そして、成果が出ないときに、「頑張ったのに!」って言い訳をする。

https://www.office-emp.com/archives/1854


いただいたサポートはトレーニング活動費に使わせていただきます!