フェルメール 光の王国展

画像1 美しきラピスラズリの青と暗がりからこちらを肩越しに見つめる一人の少女。 どこかの街角で見た一人の女の子が鮮明にまなこに焼き付いて離れないような感覚に陥る。 『真珠の耳飾りの少女』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30
画像2 ルーブル美術館展にて本物を観た後のリ・クリエイト作品はやはり色が映えている分美しく思った。が、当然の事ながら絵では無いから臨場感は伝わってこない。つまりは平坦な一枚の紙に過ぎない。 『天文学者』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30
画像3 前途の『天文学者』と同じ人物をモデルにしているという仮説があるようだが、すっぽりと忘れてしまった。要はそれ程重要な事では無く、私はただフェルメールという人物が現実を絵で表現する根本を知りたいと思ったのではないかと今思う。 『地理学者』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30
画像4 光の陰影が強烈であり、現実味がまるで無いから、より一層現実に目を向けざるを得なくなる作品。 球体に反射する光の様は一度でも見てみたいと思うほど透き通っているのである。 『信仰の寓意』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8.30
画像5 朝だろうか昼だろうか、私は昼に展覧会に行ってやってはならない絵を写真に収めるという愚行に走り、その鮮血を搾り取る彼女に胸ぐらを掴まれたような衝撃を受け思わずシャッターを下ろしてしまった。その一部始終である。後ろで首を撥ねられたそれは私ではあるまいか。 『聖女プラクセデス』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30
画像6 日本の何処かにもあるに違いない一部始終が収められたこの絵には、遠くヨーロッパの片隅というよりかは身近に感じさせられるものでった。 『眠る女』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30
画像7 フェルメールの絵には一室の窓から光が差し込む、放たれた光と影の印象が強くこの様な絵は知らなかったので驚いた。人物がには無い優雅な日常を描き出したそれは写真とは別の趣を示してくれる。 『子路』 フェルメール 光の王国展 より 2015/8/30

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