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アビジャンでは「YANGO」を使おう🇨🇮

前回のnoteに書きそびれてしまったアビジャン市内の移動手段についてご紹介します。
アビジャンは、バスがたくさん走っています。予め決まったルートを走る普通のバスとミニバスで人数が集まり次第発車するバスがありました。
一度だけミニバスを利用したのですが、15分ほど走って300CFAフラン(≒70円)ほどでした。安いですよね。ですが、フランス語が話せるか、英語が話せる人と一緒にいないと乗るのは難しい気がしました。当然、行き先を伝えて値段だけ聞けば乗ることはできると思いますが、私は冒険心がなく1人では利用しませんでした。。
タクシーもたくさん走っていました。ですが、コートジボワールの公用語はフランス語。悲しいことに私はフランス語が話せません。運転手に値段交渉できるのか、ちゃんと目的地に着くのか不安で使えませんでした。。

そんな私みたいな人が旅行する際におすすめなのは・・・

配車アプリ「YANGO」を使うこと!

メリットはたくさんあります。
①現在地が正確に出る。

ズレることはほぼなかったので、使いやすかったです。
②値段が予め決まっているので、ぼったくられることがなく安心。
私は距離×時間のメーター式で渋滞にハマると、メーターから目を離せなくなり「どんどん上がっていく〜」と何とも悲しい貧乏性を発揮してしまい、ソワソワしてしまうんです。このアプリを使えば、そんなことは起きないので安心です。
③電話はそこまでかかってこない!
たまにピックアップ場所を確認するため電話をかけてくる運転手がいましたが、カタコト英語が通じたのでなんとかなりました。エチオピアのRIDEはほぼ毎回電話がかかってきたのに対して、YANGOはそこまでありませんでした。
④車の台数と乗車希望者のバランスによって値段が自動的に変わる!
車の台数に対して乗車希望者が多いと値段が上がります。反対の状況だと値段は下がります。その差は倍以上あります。値段は自動的に変わるようで、非常に合理的だなと思いました。

唯一デメリットはカード支払いにする場合、最初デポジットでいくらか入金しないといけないようでした。登録するには(VISAの場合)カードで登録した携帯番号に届くショートメールから認証する必要がありました。私は日本の携帯番号で登録しているので、コートジボワールで受け取ることができず、カード登録ができませんでした。なので、ずっと現金で支払っていました。
当たり前ですが、バスよりはずっと料金が高いです。

現地の言葉が分からない旅行者にとって、配車アプリって本当に便利ですよね。運転手と喋らなくて良いし、ルートも値段もアプリに表示されるので騙されはしない。
日本でも早く配車アプリ、普及してほしいです。街中でタクシーを捕まえるのに苦労している訪日外国人を何度も見たことがあります。旅行者、特に遠方から来ていて長期旅行をしている人は荷物が大きく、公共交通機関を使うのは非常に大変です。階段しかない駅、たくさんありますし。
タクシー会社のアプリありますけど、迎車にお金がかかるし、全然来ないので手をあげて捕まえた方が早かったなんてこともよくあります。

白タクのリスクはたくさんあると思います。ですが、昔ながらの行き先を伝えて希望ルートを説明する方法より、アプリで値段やルートが決められている方が透明性も高いのではないでしょうか。馴染みのあるエリアなら希望ルートを伝えられますが、そうでない場所の場合、希望ルートなんかないので運転手さんの知識に任せることになります。知識が浅い新人とベテランでルートが異なってしまったら、それは客にとって不平等でないでしょうか。最近の運転手さんは不慣れな場合カーナビ設定をしてくれるので、そんなこと起きないと思いますが。。

これまで色々な国に行きましたが、配車アプリはアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカ諸国でもすっかり普及しています。国ごとにメジャーな配車アプリがあって、スマホにどんどん配車アプリが増えているのも面白いです。

アビジャンの移動手段をお勧めするはずが、日本の配車アプリ普及の話になってしまいました笑
新しいことに挑戦するためには、色んな壁を乗り越える必要があるのは当然ですが、それにしても日本の壁(既得権益)は分厚いですね…
配車アプリは観光の側面だけでなく、高齢者の免許返納問題等さまざまな社会課題を解決する糸口になると思います。日本のお偉いさん、ぜひよろしくお願いします!




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