【ベナン】アフリカの国で知られていた日本のアニメ。映像。諸々。

こんにちは。やしです。

社会人になってようやくnote書ける環境になって、本当に嬉しい。たくさん書くぞ。

ベナン、という国をご存知だろうか。西アフリカにある国で、トーゴとナイジェリアに挟まれた南北に伸びた国である。NBAで日本人初のドラフト1位を獲得した八村選手の父やタレント・ゾマホンの出身国として、耳にしたことある方も少なくないだろう。

私にとってベナンはアフリカ諸国で初めて訪れた国だ。行く前までは正直国名すら知らなかった。マレーシアのリゾート地ペナン島と勘違いして、なんか良さげなリゾート地として認識していたことをここにカミングアウトする。

ベナンには「たけし日本語学校」という学校が存在する。かの有名なビートたけしが出資しており、ゾマホンが校長を務める日本語学校である。大学の関係でベナン渡航をしたということもあり、滞在中にたけし日本語学校に訪問する機会があった。

上級クラスの生徒と交流する時間があった。流暢に日本語を話す彼らを見て驚きを隠せなかった。彼らは自分たちの言語(ベナンは多民族国家で民族ごとに言語を持つ。大体の人は自分たちの言語に加えフォン語も話せる)・フランス語・英語・日本語を話した。とにかくハイスペックなのである。英語すらたどたどしい私は非常に恥ずかしかった。きっと多く日本人が想像する「字すら読めないアフリカの貧しい人々」とは遠くかけ離れているが、そういうもんです。アフリカって。

彼らは日本文化に非常に興味を持っていたし、知識も豊富だった。そう、インターネットを使って日本のアニメやドラマ・映画をたくさん見ていたのだ。私がタイトルはなんとなく知ってるーみたいな映画やアニメも彼らはキャスト名・登場人物名も含めて知っていた。インターネットもすごいけど、彼らの知ろうとする意欲に脱帽だった。そして、日本人である私の方が日本のアニメや映画を知らない、ということが判明し、また恥をかいた。

今日ではインターネットという、便利すぎる通信手段のおかげで世界中のどこでもどんな情報でも入手できる。たけし日本語学校で実感したし、ベナン滞在中日本にいる友人や家族と連絡を取り合うことが容易だったのもインターネットのおかげである。そういう離れた人とのコミュニケーションツールとしてのインターネットは一人旅中心の支えになるし、一人暮らしをしている今も本当に助けられている。しかし、インターネットの登場のおかげで地球のどこにいてもスタート地点はみんな同じになった。つまり、これからは世界中の同年代の人たちと切磋琢磨していく必要がある。情報弱者はインターネットを上手に使いこなせない人だ。住む場所は問わない。
「日本人だから」「GDP高い国だから」「先進国だから」みたいなことは一切通用しなくて、自分一人で戦わなければならない。


どうやら色んな情報に敏感にならなくてはいけないようだ。インターネットをただの”娯楽”として扱うだけではいけないようだ。


面白そうだ。できるところまでやってみよう。

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