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【地球の歩き方すらない?】コートジボワールへ女子一人旅🇨🇮

こんにちは。ここからしばらくはコートジボワール旅行について投稿します。コートジボワールに行く予定の方はぜひ参考にしていただきたいです。行く予定がない方も旅気分を味わっていただきたいです!
※2023年8月時点の情報です。情報は日々変りますので、行かれる方は最新情報をご確認ください。

1.コートジボワールについて

東はガーナ、北はブルキナファソ、マリ、西はギニア、リベリアと国境を接し、南は大西洋に面しています。

国名:「Côte d'Ivoire」。フランス語で「象牙海岸」という意味。15世紀頃からヨーロッパによる植民地支配が行われた際、象牙の海岸と呼ばれていたことに起因します。英訳すると「Ivory Coast」。英語読みでも通じました。
公用語:かつてフランスの植民地であったことからフランス語
通貨:CFAフラン(セーファーフラン)。この通貨は、旧フランス植民地の西アフリカ諸国8カ国(セネガル、ギニアビサウ、マリ、コートジボワール、トーゴ、ベナン、ブルキナファソ、ニジェールです。中部アフリカのCFAフランとは異なります)で使われています。レートは1€≒656CFAフランと固定されています。日本円に換算する時は「÷4」をすると良いです(2023年8月時点)。
産業:カカオ🍫。日本では商品名にもなっている隣国「ガーナ」が有名です。確かに日本が輸入するカカオのうち、約7割をガーナが占めています。ですが、世界一の輸出国はコートジボワールなんです!

日本からの行き方:大きく3通りあります。
 ①中東乗り換え(エミレーツ航空)
 ②ヨーロッパ乗り換え(エールフランス)
 ③アフリカ乗り換え(エチオピア航空)
一番おすすめは③アフリカ乗り換え(エチオピア航空)です!
理由は「料金が安い」「就航本数が多い」です。
②ヨーロッパ乗り換え(エールフランス)はパリーアビジャン(コートジボワール)を直行便がほぼ毎日就航しているので、乗り継ぎはエチオピア航空と同じ(厳密にはエチオピア航空より少なく)で行けますが、費用を考えるとエチオピア航空に軍配が上がります。
気になる運賃ですが…8月のお盆真っ盛りの時期、往復エチオピア航空で「327,860円」でした。
エチオピア航空については以前noteにまとめましたので、ぜひご確認ください。

2.【要注意⚠️】エチオピアでの乗り継ぎ

成田→仁川→アディスアベバ、ここはいつも通り。
アディスアベバで、アビジャン(コートジボワール)行の搭乗ゲートを目指すと、なぜか厳重な体制でした。
トランジットで一度セキュリティチェックを受けたにも関わらず、アビジャン行きの搭乗ゲートのみ、更なるセキュリティチェックとパスポートチェック。そのためアディスアベバ空港の制限エリア内で購入した飲料も即没収されます。幸い私は何も買っていませんでしたが、買ったばかりのペットボトルを没収されている人を何人か見かけました。ここでのパスポートチェックは日本人でしたら問題なくパスできると思います。(国によっては全員止められていました、、、)

制限エリア内の制限エリア。

3.入国(難易度★★★☆☆)

入国には、パスポートのほか「イエローカード」「VISA」が必要です。難易度は完全に独断と偏見です。星が多い理由はイエローカードの用意が必要なためです。VISAの取得や入国自体は全く難しくはありませんでした。

(1)イエローカード

黄熱予防接種証明書のこと。(スポーツで危険行為を行った時に出るイエローカードじゃないです!)
黄熱の予防接種を受けると貰うことができる証明書で、一度受けると生涯有効です。日本で受けられる機関は限られていますので、厚労省HPをご確認ください。

(2)VISA

「大使館で取得」と「インターネットでE-VISAを取得」の2通りありますが、おすすめは「インターネットでE-VISAを取得」です。試しに代々木上原にある大使館へ行ってみましたが「今は時間外でE-VISAでもできるよ」と案内されたので、ネットのほうが良いと思いました。
E-VISA取得HP:こちら
<事前に用意するもの>
 ①73€(クレジットカード決済)
 ②パスポート
 ③往復の飛行機eチケット
 ④宿泊先の情報
 ※②〜④はJPG/PNG/GIF/PDFいずれかのフォーマットで各ファイル1MB以下で提出。
支払いまで完了すると、1、2日で「承認しました」のメールが届きます。
メールに添付されている下記PDFを印刷し持参します。

本紙は提出したままで、返って来ませんでした。

※VISA情報は変わることがあるので、最新情報は外務省HPをご確認ください。

(3)(E-VISAの場合)空港でのビザ取得方法

飛行機から降りて建物に入るとすぐに「E-VISA」のブースがあります。
ブースでは、パスポートと取得したE-VISAを提出。その場で指紋を取り、顔写真を撮影します。するとパスポートに貼る用のVISAが出来上がり、貼ってもらって完成です。
※顔写真、ロングフライトの疲労&シャッタータイミングが分からず、鋭い目つきの写真になってしまいました。。パスポートを見る度に笑いが止まりません。パスポートにずっと残る写真ですので、皆様お気をつけください。

4.なぜコートジボワールへ?

なぜ今回コートジボワールへ行ったのか?アフリカ9カ国目になぜコートジボワールを選んだのか?理由は大きく2つあります。
1つ目は、西アフリカへの興味です。アフリカを好きになるきっかけとなったベナン、学生時代に一人旅をしたセネガル、どちらも大好きな国です。しかし同じアフリカといっても、西アフリカは、エジプトやモロッコなどの北アフリカ、ケニアやタンザニアなどの東アフリカ、南アフリカやナミビアなどの南アフリカと比べて、(日本での)知名度が低く観光客が少ないエリアです。他のエリア(の一部)は「地球の歩き方」が発行されていますが、唯一西アフリカはどこの国も発行されていません。情報が無ければないほど、日本人がいなさそうであればあるほど、どんな世界が広がっているのか興味が湧いてきます。
2つ目は、チョコレートが大好きだからです。上述の通り、コートジボワールはカカオの輸出量が世界一です。「コートジボワールに行けばチョコレートをたくさん食べられるかな?」という理由で選びました。(実際に食べられたかどうかは別です)


そんなこんなで無事入国できました。次回以降は街の様子は?観光名所はあるの?等、お届けできたらと思います。

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