半身(はんみ)についてヒーリング

身体に左右差がある。武術をやっていた転生の記憶の影響だと思う。気がつけば常に姿勢が半身(はんみ)。いつでもすぐ身をかわせるように。そういえば、生き方も常に半身だわ。もうすぐ44。そろそろ真正面から生きていこうか。半身をヒーリングします。


【以下、ヒーリング内容を小説風に書いています】

意識を拡張して癒しながらリーディングをはじめる。
武術をやっていた記憶が見えるかと思いきや、剣客をやっていた人生が見えてきた。
ボロボロの服。戦国時代か、江戸時代か。切り合いだけの人生。
剣客の思いが自分の思いのように感じる。

早くも死ぬ間際の場面に移った。
「死ぬのなら、決闘で死にたい」そう思って生きてきたが、実際そうなってみると面白くなかった。剣客の思いを追体験する。そんな中で剣客の意識がひとこと「決闘は勝つのが一番」。

望みを叶えた後、違うと思うことが今生でもあった。この記憶からの思考パターンかと思いつつパターンをヒーリング。「望みを叶えた後、喜びを味わうこともできる」感覚をダウンロード。

関連して「常に勝たなければならない」という思考が別の転生の記憶にあると気づく。ヒーリング。

走馬灯がつづく。
俺が死んでも、誰も悲しまない。悲しむ家族もいない。俺は誰とも繋がっていない。
その時パッと村の女性が見えた。
「(こんな俺にも)笑いかけてくれた」記憶。

誰とも繋がっていない、そう思っていただけだった。繋がっていた。そんな思いが上がってくる。目の前の今、切りあった剣客でさえ、繋がっている。そしてそう思った瞬間に彼の後ろに彼の家族の姿が浮んだ。人は誰ひとり「独り」ではない。

そう思いながらも続く
「俺には悲しんでくれる両親もいない」
悲しみ、孤独。ぎゅうっとみぞおちを掴むような感情。一瞬にして強い。
ヒーリングしながら肉体が記憶に反応し涙が溢れ出す。ヒーリングしながら号泣。

両親はいないと言っているが、ではどうして大人になれたのか。ふと疑問がよぎる。誰か面倒を見てくれた人がいるはず。イメージを伸ばす。

近所のおばちゃんが時々声をかけてくれた。食べ物もくれた。面倒を見てくれていた場面が見えてきた。

おばちゃんから気にかけている愛のエネルギーを感じる。

おばちゃんはどんな人か。
たくさんの子供がいる。
たくさんの子供がいるなかで、俺のことも自分の子供と同じように気にかけているのがわかる。

同時に、バチっと火花が強力に結びつくようにおばちゃんは今生の母親だと閃いた。
また涙が溢れる。

今生も母親からの愛を上手に受け取れていないと思う。
あの時も「母ちゃん」と言いたかった。抱きつき、甘えたかった。俺は子供(実子)じゃないからと自分から繋がろうとしなかった。ヒーリングをしながらわかる過去生での思い。そして今生でもその自分から繋がろうとしない傾向は残っている。

母ちゃん(おばちゃん)は俺を子供と同じように気にかけてくれていたのに。

俺はどうすれば良かったのか。
母ちゃんと畑を耕せばよかったのか。
お前に畑は向かないよ。と母ちゃんの声。
お前は剣客みたいなのが向いている。人を切る必要はないけど。

確かに人を切りたいわけではなかった。切ることを何とも思わなかったが。
ではどうすればよかったのか。

再び母ちゃんの声。
お前はかしこい。
体も丈夫だ。(運動神経もいいという意味らしい)
世が世なら、と袴姿の侍で幕府勤めのような姿を見せられる。
人の役に立ちなさい。
お前の才を人々のために役立てなさい。
困っている人を助けなさい。

おっと、困っている人を助けたいとの思いは困っている人を創り出す。その思いはヒーリングして、高次の観点でしっかり解釈しよう。

「困っている人を助けなさい」高次の観点によると「困っている人を助ける」は母なりの手段ということで、

この世の中をどうしたいのか、どういう世の中であってほしいのか。そんな世になるためにできること。

ーーどんな世であってほしいか。
「みんなが笑顔でいられる世の中」

その世の中であるために才を伸ばしなさい。役立てなさい。
母はそう言っていたのだ。


剣客の名前は与平。
「みんなが笑顔でいられる世の中」そう願いそうな名前だ。


2020年1月15日 ハル自己ヒーリングより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?