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風の時代①

ここ数年、「風の時代」という言葉を耳にする機会が増えているかと思います。
数百年ぶりに時代が変わる。という言葉とともに広まりましたが、言葉が一人歩きし、実体が掴みにくい言葉でもあります。

今日は、「風の時代」を語る上で欠かせない、
これまで続いた「地の時代」の話から始めましょう。

簡単に言うと、地の時代とは、地の星座と言われる、牡牛座、山羊座、乙女座の位置で、木星と土星が重なる(グレートコンジャンクションと言われたりしますね)時代を指します。

直近では、1802年から2020年までの約220年木星と土星は地の星座の上で重なっています。

木星が表すものは、発展や拡大。
土星が表すものは、権力、社会、構造や、政治。
これらの惑星は20年に一度重なる周期をもち、その影響力から、「刻の記録者」と呼ばれることもあります。

どの星座の上で重なるかによって、影響を及ぼす対象が見えてくるのです。

地の星座が表すものは、農業、鉱業、ビジネス、統治、物質主義等。正に、1800年から2000年初頭にかけて、産業が成熟し、資本主義やビジネスは大きく拡大、発展しました。土地や実物資産は地の星座の象徴でもあります。

1800年代といえば日本は江戸時代の始まり、アメリカが建国し、広大な土地で農業が始まります。イギリスでは最初の内閣が発足しています。 

変革は変革前夜に痛みを伴うとはよく言われますが、地の時代から、風の時代に変革する狭間である2020年に起きたこと。それがCOVID19であり、ロックダウン、これまで積み上げてきた常識、価値観がひっくり返るような風であり、土星は強力な制限をもたらしました。

惑星の動きと時代が大きく連動していることが見えてきますね。

次回は、いよいよ風の時代に突入です。
この時代を生きやすくするヒントをお伝えしていきます。

本日も読んでいただきありがとうございます。
是非明日もお立ち寄りください。