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風の時代②

こんにちは。社です。
前回に続き、風の時代のお話しです。

さて、前回は、これまで約220年続いた、地の時代のお話しでした。
本日は、更に遡り、かつての風の時代に触れていきます。
今何が起きていて、これからどんな時代がやってくるのか。過去を辿ることで、そのヒントを得ていきます。なかなか現代まで遠い道のりですが、どうかお付き合いください。

前回起きた風の時代は、
1226年に始まり、1425年までの約200年の期間と言われています。
この時代の日本は、鎌倉時代から室町時代にあたります。

地から風への変わり目。1226年前後は当時の日本においても重要な時期となっています。この年に「承久の乱」がおきているのです。これは、日本史上初めての朝廷と武家政権の間で起きた武力による争いであり、歴史学者の中には、承久の乱を日本史における重要な転換点と捉える見方も少なくありません。
貴族と朝廷という権威による統治(地の性質)システムから、武士主導の統治への転換点となる革命(風の性質)が起きました。
この後、「御成敗式目」と呼ばれる武家のための法律や、新しい政府の体制づくりが進められることとなります。(1232年)

世界に目を向けると、イギリスではイギリス憲法の土台となったマグナカルタが1215年に制定され、
神聖ローマ帝国では、13世紀最初に行った、第4回十字軍運動から、本来の目的から大きく外れ、経済的目的が強くなり、この先の教会大分裂につながって行きます。
いずれも、法律や宗教を象徴する木星が、風の1つの性質である、革命の意味合いを強めている。

上なる如く、下もまた然り
As above so below.
という言葉があります。
これは、古代エジプトで体系化された錬金術(星読みの原点とも言われます)で重要視されており、宇宙(惑星の配置)にあるものは、地上にも反映される。過去に起きたことはまた未来にも起こる。といった意味合いがあります。
まさに、こういった視点を大切にすることが、星を読み生きるということに通じます。

長くなりましたが、次回は、ついに現代におきる風の時代にフォーカスしていきましょう。

本日もお読みいただきありがとうございます。
またお目にかかれることを楽しみにしています。