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ライター Vegewel(ベジタリアンレストランガイド)/アレルギーフード/オーガニックフード専門。セミベジタリアン。 ★iherbの紹介コード: MFL629 ※初回のお買い物… もっと読む
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記事一覧

グルテンフリーとか低糖質とか〜意識高い系の食トレンドを振り返る

グルテンフリーとかローカーボとか、ベジタリアンとかビーガンとか、 最近何かと、”体に良さそう”な、横文字系が乱立している。 私は、ずっとそういう業界にいるからか、あれなんだっけ?どういう意味?とよく聞かれるので、 ちょっと、感覚的にまとめてみようと思います。 歴史を振り返る〜自然食運動からオーガニックへ私の昔いた会社は、自然食のパイオニアで40年ほど前から、 世間に逆行したこだわりの商品を製造・販売していた。 それ以前は知らないけれど、1970年頃からの自然食運動

至福のかき氷〜抹茶みるく

https://www.instagram.com/p/B0sRL5ulhDE/?utm_source=ig_web_copy_link いや〜これほんと、美味しい。もう、感動。 先日、取材記事を書かせてもらったASAKARA GOOD STOREさん、 このnote記事↓でも、その美味しさと質の高さを騒いでいたくらい大好きなお店。 ミシュランのビブグルマンとってもいいくらいのカフェ〜取材のこぼれ話:2019.8.8追記 夏限定の新作メニュー”かき氷”のインスタを見

ミシュランのビブグルマンとってもいいくらいのカフェ〜取材のこぼれ話:2019.8.8追記

先日取材させてもらったお店が、聞けば聞くほど、 こだわりの”本物”素材を使用していることへの驚きと同時に、 空間やメニューがインスタにも耐えうる”映え”感、 オサレ感を備えていたことにも驚いた。 そのこだわりの全貌、取材記事は現在、鋭意執筆中なので、 (※2019年7月26日無事記事が公開されました!) 記事には載らないこぼれ話だけをここで少しご紹介。 玉造の銘店ブロードハースト、ロス英国王室も御用達だという、英国人パティシエピーターさんが手がける スイーツの

アレルギーとコスメ〜超・過敏肌のスキンケア②

アレルギーとコスメ〜超・過敏肌のスキンケア① シリーズの続きとして、 スキンケアの構成要素〜あらう・うるおす・たもつ スキンケアの基本として、お肌にとって必要な要素は3つある。 ◾️あらう ◾️うるおす ◾️たもつ 今日は、◾️うるおす ことについて。 前回が洗顔・メイク落としと、そのオススメコスメだったので、 化粧水など、敏感肌を洗った後の”うるおす”ことについて、考える。 スキンケア”うるおす”ことの役割お肌に必要なものは、とにもかくにも、水分。 うちの

体ヨロコブ贈り物〜セミベジタリアンが選ぶ手土産・ギフト6選

大切な人への贈り物を選んでいて、 ビールとかお酒とかその人が好きなものを…とも思ったのだけれど、 やっぱり、体にいいもの、自然なものを贈りたいな、 と思ったので、メモとして。 遠くにいる人向けの、お取り寄せ出来るギフトをピックアップ。 まずは食事系 1.実身美(サンミ) さん野菜がたっぷり入った、 【冷蔵】酵素ドレッシングは、もうそれだけで美味しいし、 サラダのみならず、唐揚げや魚にかけても合う、万能ドレッシング。 妊娠中や育児中の友達にも、食事の準備が楽にな

無添加あれこれガイド

私と娘はいろんなアレルギーがあるので、リスト化出来るくらい、その制限は多い。(食べられないものリスト) その上、遅発型アレルギーでもあるので、食生活に自由はなく、もう、制限の中で生きている感じ。 最近、大手企業が添加物フリー製品を開発したり、砂糖不使用などもよく見かけるようになってきた。 けれども、逆にややこしくもなってきたな、と思ったので、私の主観で、あれこれ考えてみる。 アレルギーあれこれ私と娘が反応するものを分類すると、大きく3つある。 ①アレルギー物質 花

進化してたコンビニのグリーンスムージー

お熱の娘さんがジュースを飲みたい、とのことで久しぶりにコンビニのドリンクコーナーへ。 食べられないものリストにある通り、食べられないものだらけの私は、コンビニであまり”食”を買うイメージがない。(だってほとんど食べられないから。) 少しでも体に良さそうなものを…と、グリーンスムージーを手に取り驚いた。 なんと、原材料から”人工甘味料”などが無くなっている。 セブンイレブンのグリーンスムージーは、以前から砂糖が不使用だけれど、その他コンビニのものはほとんど、人工甘味料や

花粉に便乗するアレルギー〜漢方医に聞いたスギ花粉とトマトの関係

10年振りくらいにインフルエンザで寝込んだ後、肌のアレルギーが酷くなった。 特に顔の皮膚が赤く堅く、全体的に痒い。 毎年春には悪化するんだけど、健康診断、仕事のストレス、食事の乱れ…この時期の思い当たるフシはいろいろあるから、まさか花粉でここまで酷くなってるとは気づかなかった。 インフルエンザだから仕事も出来ない、食事もほとんど摂っていない、外出出来ないから外食もしない…で、「あ!もしかして花粉症が肌に出てるのか!」と納得。 そういえば、アレルギーの血液検査した時に「

アレルギーとコスメコンシェルジュ

日本化粧品検定協会の発行する化粧品検定1級とコスメコンシェルジュの資格を持っている。 化粧品メーカーにいた頃、研修や教育の仕事をしていたので、なんとなく箔を付けたいと思って、自腹で受験。周りの人が落ちている中、一発で合格したので、多分社内的な箔はついた。 知識や情報として受けてよかったなーという反面、アレルギーと一般的なコスメ・化粧品には、やはり大きな壁があるもんだな、というのを改めて感じた。 youtubeなどでもコスメ系の情報・動画は人気だけれども、その紹介されてい

アレルギーとコスメ〜超・過敏肌のスキンケア①

元・コスメコンシェルジュが考える敏感肌のスキンケア長い間、美容の業界にいる。 今の会社も化粧品メーカーなので、サンプル品やモニターなど、 身近に化粧品は溢れている。 (ただ、自分には使えないものばかりだけれど。) 食べられないものリスト並みに、日々使う日用品、 もちろん化粧品にはずっと困ってきた。 昨年、コスメコンシェルジュという資格をとってみた。 業界長いし。とナメてたら、 受験間際に焦ったくらい、その試験、設問はちゃんとしている。 今まで自分が使えるのは

分解レシピ〜紫タマネギとブラックオリーブのマリネ〜

お料理は好きで、時間があればいくらでもしていたいけれど、育児と仕事と(たまに音楽と)をしていると、デフォルトが時短料理となる。その上、基本外食やお惣菜は利用出来ない体質(食べられないものリスト)でもあるので、もはやシンプルにする他ない。 これ誰か本にしてくれないか、とよく思うのだけれど、レシピを考える時、私は味を分解してから組み立てる。 例えば今日だと、【酸味+塩+油】という味付けが主役だ。そこに【必須の野菜+魚(味の深み・パンチ)】を加える、という具合に。これなら、食材

利己的なベジタリアン

最近のトレンドもあってか、私の周りにはベジタリアンが多い。そしてその理由を聞くと、自分自身の健康を気遣って、という側面もあるけど、どちらかというと、自分の主義としての”思想的”なベジタリアンな傾向が強いように思う。(そう見えるだけかもしれないけれど。) 私自身、食べられないもの(食べられないものリスト)が多すぎるので、たんぱく質を取ろうとする時、お肉や魚などの動物性より、豆などの植物性たんぱく質の方が、汚染や加工やいろんなことを気にせずに済むので、幾分か気楽だ。漢方医からも

電磁波アレルギー?

漢方医に導かれ、食べられないものだらけ(食べられないものリスト)の暮らしになんとなく慣れてきた頃、「(不調の原因の一つには)違う原因があるかもしれない。」と先生に言われた。 初期の頃は、各種の不調の原因が特定できてる訳でもないので(アレルギー以外の病気の可能性もある)、「甲状腺ホルモンの可能性もある。(だったら体質だから食事の改善だけではどうにもならない)」とも言われていた。 定期的にしていた血液検査の結果や、各種の食事改善が進んでると判断された頃、先生から冒頭の発言があ

自然食品

私のアレルギーは生後間も無く発症したので、たぶん食生活が人とだいぶ違うと思う。子供の頃の卵や大豆やいろんなものが食べられなかった時期を越えても、基本添加物などの人工的なものが食べられない。 便利な加工食品、不自然な環境で育ったお肉にもれなく反応するから、幼少期にそういう便利なものを普通に食べて育った両親は、当時の情報不足もあって、市販の食品、普通の食品が食べられない娘の登場は、軽くパニックだったと思う。 当時はステロイドが”奇跡の薬”みたいに持て囃されてた頃だし、お医者さ