言葉をまだ知らないうちに
娘は最近よく喋る。
今日のご飯がイマイチだとか、今日はスカートを履きたいんだとか。
ママのことは「ら(だ)い好き」だそうだ。
喧嘩した時や泣いてる時には「今どんな気持ちがある?どんなこと考えてるの?」と、
一応社会でやっていけるように、気持ちや考えを言語化することも勧めてはいる。
そんなこの頃、ダンスという習い事を始めた。
周りは水泳や英語など実用的なものを習わせている中、ちょっと迷ったけれど、
何かクリエイティブなことがいいと思って娘を観察していた。
舞台は好きそう。歌うことも好き。家のピアノにも興味がある。そしてよく踊っている。
私は6歳で歌、9歳でピアノ、13歳の時にダンスを始めた。
娘に何かクリエイティブなものをと思ったのは、それらが私にとってもう、
命の何か であるから。
言葉で伝えること、伝えようと努力すること。これは、社会で生きていくにはとても大事なこと。
それでも、言葉にならないこと、言葉にできないこと、って無数にある。
たぶん、そういうものって、どこかに溜まっていく気がする。
そして、きっとそれはときどき暴れだす。
まだ言葉をよく知らない娘さん。
言葉にできなかった思いたち、言葉にならなかった気持ちたち。
そんなものは、歌って踊って、奏でて…命の何かに変えてしまえ。
そして、また立ち上がれ。
母はこんな言葉がとても好き。
L'essentiel est invisible pour les yeux.(大切なものは目に見えない。by サン=テグジュペリ)
目に見えないもの、言葉にならないもの…
社会では切り捨てられていく、そんなカタチにならないものたちと、
うまく付き合っていく方法、これから一緒に探していこう。
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