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無添加あれこれガイド

私と娘はいろんなアレルギーがあるので、リスト化出来るくらい、その制限は多い。(食べられないものリスト

その上、遅発型アレルギーでもあるので、食生活に自由はなく、もう、制限の中で生きている感じ。

最近、大手企業が添加物フリー製品を開発したり、砂糖不使用などもよく見かけるようになってきた。

けれども、逆にややこしくもなってきたな、と思ったので、私の主観で、あれこれ考えてみる。


アレルギーあれこれ

私と娘が反応するものを分類すると、大きく3つある。

①アレルギー物質

花粉とか、蕎麦とか、即時的に反応するもの。血液検査で数値を測れる、一般的に卵アレルギーや牛乳アレルギーなどと言われるもの。

②添加物

化学調味料の代表格アミノ酸や保存料、着色料、亜硝酸塩が有名な発色剤など、食品の持ちや見栄え、味をよくするために添加されるもの。

③体によくないもの系

・油とかお酒とか砂糖とか。
一般的に、摂りすぎるとよくないイメージのあるもの。
その他、トランス脂肪酸(ショートニングやマーガリン)や、外食などの酸化した油、白砂糖など。

・人工的なもの。
人工甘味料などの化学合成されたもの。

・家畜の飼料や生育環境、加工処理など。
飼料に混ぜられる薬や、アニマルライツに配慮しない窮屈な生育環境で育った肉類。
ポストハーベストなどの農産物の加工処理。


大手企業も参入してきた添加物フリー

①は食品表示法で、アレルゲンとなる食品の含有の有無が、パッケージに表示されているし、血液検査でも、自分が何にアレルギーなのか測れる。

②③は血液検査などで測り難い、というかそもそも含有量や影響力も不明な部分が多く、個人差もあるので、客観的に判断しにくいもの。

それでも、最近そんな根拠が不明瞭なものでも、フリーにする企業が増えてきた。

ニチレイフーズの冷凍食品「お弁当にGood」シリーズは、「着色料」「保存料」「化学調味料」が不使用。

無印良品のレトルトの多くは、化学調味料・合成着色料・香料不使用。

・子供のレトルトカレーでは、アンパンマンミニパックカレー  ポークあまくち(永谷園)や3歳からの野菜カレー(ハウス食品)、プリキュア プチパックカレー<ポーク&野菜甘口>(丸美屋)などが、化学調味料不使用。

イオンTOP VALUE グリーンアイは、Organic、natural、Free Fromと3シリーズに分けて、いろいろこだわっている。
中でも、Free Fromシリーズは、最近、従来62種の添加物不使用だったけれど、化学調味料のアミノ酸など47種を加え、計109種にした。

NIKKEI STYLEの記事(イオンのPB総菜、添加物不使用で高付加価値化)に書かれているような、お惣菜の無添加にも挑戦しているらしい。

Free Fromシリーズであれば、私のアレルゲンや不調の原因②③も網羅されることになるので大変助かる。

こういうの、すごい企業努力だな、と思う。

ただ、重箱の隅をつつくようなツッコミをすると、老舗の自然食品メーカーだったら、原材料をシンプルにして、よく分からない材料をあまり使わない配慮があるけれども、
大手企業の無添加系の製品には、生産や工程上の必然なのか、たんぱく加水分解物や酵母エキスなど、人工的なものに反応する私にとって、ザワザワするような材料が、少し入っていたりする。

でも、やっぱり便利で安いから、利用しやすい。

特に②③への配慮をした商品を買うには、自然食品の記事で書いた、限られたお店になってしまうので、実質ネットで買うか宅配にするしかなく、日常的にはかなり不便なので、いろんなところで買える、というのは有り難いこと。


無添加食品の老舗メーカー

無添加な食品を製造しているメーカーは、昔からいくつかあり、そこのメーカーなら、
「(無添加なので安心して)パッケージ裏の、原材料表示を見なくても買える」という、私にとっての買い物ストレスを、大きく減らしてくれる存在だった。

私は昔、そういうメーカーの食品(自然食品)を扱うお店で、店長をしていた。

私のいた会社は、40年くらい前から自然食品の事業をやっていた。

そして、取引先だった、下記のメーカーさんたちも、古い企業が多かったと思う。

光食品 ソースや調味料、お菓子やジュースなどがとても美味しい。

創健社 米粉のカレールゥや可愛いお菓子のメイシーちゃんシリーズなどをよく利用。

桜井食品 ベジタリアンのためのラーメンや調味料などをよく利用。

サンコー 子供にも安心して食べさせられるお菓子の種類が豊富。

・むそう商事 マクロビ食品や輸入のオーガニック食品、冷凍のオーガニックパンなど、豊富な品揃え。

オーサワジャパン 砂糖不使用などマクロビに配慮した食品なので、お菓子や調味料をよく利用。

これらのメーカーの商品は、こだわりの素材や製法ゆえに、原価も安くないから、価格も安くはない。

でも、すごい。

昔から国産野菜だったり、添加物不使用かつ、
効率化より伝統的な製法で、安全で美味しい食品を提供し続けている。

いろんなことに反応する体質の私が、自信を持ってオススメ出来る。

買い物は投票だ、と思うので、これからも、無理ない範囲で、こういうメーカーさんたちのものを、取り入れたいなと思う。


個人的にオススメなメーカーやお店

【グルテンフリー/アレルギー対応な美味しいお菓子たち】

おこめのおかし 禾nogi

米粉クッキーの中では、世界一美味しいんじゃないかと思う。パッケージも可愛いのでギフトにも喜ばれる。

ホトトギスファーム

会社の同僚が、わざわざ私の体質に配慮して、プレゼントしてくれた想い出深いお菓子。グルテンフリーなのに美味しい。

treep

娘のアレルギーが強く、卵・小麦・乳が全てダメだった時期に見つけた、美味しいケーキ。
卵・小麦・乳不使用なのに、ものすごく美味しい。クリスマスや誕生日ケーキなど、大きめのケーキもあるので、お祝い事に喜ばれる。

【無添加で美味しいスイーツが食べられるカフェ】

ココウェルカフェ 大阪・四ツ橋

代表の水井さんとは昔からの友人で、こだわりの美味しいスイーツとお料理にハマっていたら、そのお料理担当の方も、昔お仕事で関わってたという、不思議なご縁のカフェ。

いっつもスイーツ食べる時は、アレルギーが出てもいい(肌が荒れてもいい)、と覚悟の上なんだけれども、ここのスイーツは、私も娘も、安心して食べられる。
素材がいいんだと思う。

ココナッツクリームがとびきり美味しい、季節のタルトがオススメ。

玄米カフェ実身美(サンミ)大阪・あべの/心斎橋など

お食事はもちろん、持ち帰りできるドレッシングや豆乳プリンも、いつ来ても、何食べても、体に安心で美味しい。

グルテンフリーのクッキーや、グラノーラスナックは、ハマる。

カフェでのお気に入りは、季節の特製パフェ。
豆乳プリンやこだわりのソースなど、ご褒美感たっぷり。

季節限定の米粉のガトーショコラは、クリスマス時期にお取り寄せし、娘とホールで堪能したほど。


なんか、勢いづいてる。無添加とか。ナチュラルとか。

いい感じだわ。

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